昭文社グループと縁の深い『ツーリングマップル東北』著者 賀曽利隆さんは、これまで10年間、毎年3月11日出発で東日本の沿岸部へのツーリングを欠かさず行ってきました。
東日本大震災に直面した際、どう思い、行動したのか。そして10年後の今、どう感じ、この先を見つめているのか。
コメントをお寄せいただきました。
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1995年1月17日。突然襲った直下型地震を前に、昭文社大阪支社は大混乱に陥りました。「こんなときに被災地の書店がまともに営業できるわけがない」恐る恐る書店を訪問した営業部員に、店主がかけた言葉は、意外なものでした。
「どんどん地図を持ってきてや!兵庫県被災地域の地図、あるだけ出荷してくれ!」
そうか、救助や安否確認には、地図が必要なんだ…
~26年前を振り返り、現昭文社社長、清水康史が語る「阪神・淡路大震災で学んだ地図の公益性」~
⇒https://www.mapple.co.jp/blog/13424/
2005年夏、ある一冊の地図商品が発売されました。『(震災時)帰宅支援マップ』です。この商品、実は取引先の方のひとことから生まれたもの。そして発売後すぐに地震が起きたことで、一気にその存在が世に知れ渡ることになります。あれから16年、今地図に求められることは何か、担当者に聞きました。
~当時の担当者が思う、「今、必要な支援」とは?~
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2011年3月11日。自社の『震災時帰宅支援マップ』を頼って、実際に当日30km、翌日10km強、合わせて40km以上も歩いて自宅を目指した社員がいました。そのときの経験を時系列で振り返り、今、地震後にすべき行動について、改めて考えてみます。
⇒https://www.mapple.co.jp/blog/13443/
東日本大震災直後、阪神・淡路大震災を経験した社員を中心とする社員有志が2カ月強の期間で『東日本大震災 復興支援地図』を作り、被災地に無償配布しました。ライトバンに積み込んで現地に運ぶなど、被災地からの依頼に応え当時奔走した社員に、そのときの思い、そして今思うことを、聞きました。
~阪神・淡路大震災の経験者として「地図を供給しなくては」という使命感から3カ月半、動き続けた社員~
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2020年4月、昭文社グループは事業ごとに分社化しました。デジタル地図・システムとそれらを用いたソリューションにより社会課題を解決することを経営目標に掲げる株式会社マップルもそのうちの一社です。
マップルでは、東北地方で現在おこなわれている『3.11 伝承ロード』の活動について、震災伝承ネットワーク協議会よりご紹介いただき、その取り組みに賛同し、対応の第一弾として震災伝承施設のピクトグラムをマップルのラボサイトに公開することにしました。
ラボサイト公開の経緯と、今回の対応を通じて実感した震災伝承の大切さについて、マップルにて制作しましたコラムでご紹介しています。ぜひご覧ください。
⇒https://mapple.com/column/202103-labs/
企業人であると同時に生活者でもある私たち。今回、震災10年を契機として、改めて生活者目線から震災の教訓を集めることで、今後より社会に貢献できるような気づきを発見したい。そんな思いでグループ社員へのアンケートを実施しました。
⇒https://www.mapple.co.jp/blog/13545/