昭文社グループはこれまで「まっぷる」・「ことりっぷ」・「山と高原地図」をはじめ、旅行客のニーズに沿った書籍・雑誌を提供する出版事業から、情報技術がもたらす媒体の変化とともに、WEBサイトやスマートフォンアプリ、そして電子書籍へと事業展開を進めてまいりました。近年では、新たにモノからコトへの注力、さらにはIoT技術を用いた「人々の安心・安全かつ快適な暮らし」をもたらす事業開発にも注力しております。
昭文社グループは、日々技術革新が起き、消費者のニーズも移り変わる激動の時代だからこそ、常に「革新を追求」する企業理念のもと、創意工夫とチャレンジによる持続的成長の実現に向けて邁進してまいります。
昭文社グループは2020年に創業60周年を迎えました。
次の60年を見据えて、持株会社制へと移行、これまで培った基盤を活かしつつ、新たな価値の創出に取り組んでいます。
コロナ禍で先を見通せない今ではありますが、少し長い目で見れば、2025年には創業の地で大阪・関西万博の開催も決定し、国際的なイベントでの技術需要が高まるなか、エリアマーケティングや地図制作、迷子支援など当社の事業が様々な方向から貢献できることを今から楽しみにしております。
オンライン化、DXが進んで世界中の人々とのコミュニケーションがより一層強まるなか、私達の原点である人々の生活を支えてきた地図の役割と同様に、みなさまにとっての日常や快適さ、安心を提供するサービスをグローバルに展開してまいります。
さらに、今後も出版物商品・メディアサービスの創出はもちろんのこと、すべてのお客様やあらゆるステークホルダーのみなさまに対して、CSRの取り組みや事業を通じて社会の課題解決に貢献し続けることをお約束するとともに、人々が安心して暮らせる持続可能な社会の実現にも積極的に取り組んでまいります。
旅好きな女性に圧倒的支持を得る「ことりっぷ」もおかげさまで2018年に10周年を迎えました。皆さまに愛される「ことりっぷ」の世界観を、コラボ・ライセンスビジネスにも生かしていきます。
地域活性化プロモーションのお手伝いをさせていただいております。オリジナルのガイドブック、小冊子制作はもちろん、様々な事業で培ったノウハウから訪日外国人観光客、女性、地方移住などに特化したプロデュースも可能です。
旅やおでかけのプロによる特選情報が満載のガイドブックを引き続き制作してお届けします。皆さまの旅やおでかけがより楽しくなる「付加価値」があることをお約束します。
官公庁や自治体などのシステムに弊社の地図データが採用されています。警察・消防の通信指令センターをはじめとした防犯防災、災害対策などに役立っており、皆さまの生活の安心・安全を陰ながら支えています。
2022年秋から半年間、本社のある麹町の学校「麹町学園」様のご依頼により、高校2年生の製品開発体験学習として「防災地図」制作授業を行いました。
そのほかにも、麹町小学校の生活科「町たんけん」特別授業や、千葉商科大のサービス創造学部「企業実践知応用Ⅰ」における広報実務実習など、さまざまな教育現場で、企業として培ってきたノウハウ、スキルをご提供しています。
当社グループはこれからも、地域・社会に貢献する企業として、活動してまいります。