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  3. りんごさん大地くんの『おでかけをたのしくするQ&A』Vol.2「伊勢神宮は、餅街道の終着地だった!?」

コラム

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2013年、式年遷宮がクライマックスを迎え、例年以上に注目を浴びる伊勢神宮。その参拝客のおなかを満たしたのは、むかしから脈々と続く数多くのお茶屋さん!今回は、伊勢で昔から愛されるお餅について紹介します。

伊勢神宮の近くには、餅屋さんが多いってホント?

A1、ホントだよ!伊勢神宮の近くにはたくさんの街道があるから、旅人が疲れを癒すお茶屋さんが発達したんだって。 それに松平定信が、非常時用に乾米と焼餅づくりを奨励したから、桑名から伊勢神宮への道は、“餅街道”と呼ばれるほどたくさんの餅屋さんがあるよ。 伊勢神宮では、毎年年末になると“神宮奉納餅つき”というイベントがあって、その餅を大晦日に配っているよ。これを、かがり火で焼いて食べると無病息災のご利益があるっていわれているよ。

 

むかしの武将が食べたお餅はあるの?

A2、太閤出世餅は、豊臣秀吉が縁起がいいと好んで食べたことにちなんお餅だよ。彼は、小さいときから天下統一を果たすまで、よく伊勢に来ていたんだ。一度途絶えた式年遷宮を復活させることにもリーダーシップを発揮したといわれているよ。

▲太閤出世餅

A2、笹井屋のなが餅は、戦国時代で評判のお菓子だったんだって。なかでも、伊勢国津藩の初代藩主となった藤堂高虎がお気に入りだったのは有名!足軽のときに、そのおいしさと形に感動して「武運のながき餅を食うは幸先よし」と喜んだんだって。出世した高虎は参勤交代でここを通ると、いつも買っていたといわれているよ。その形からいろいろな呼び名があって、“牛の舌”や“ともち”(砥石に似ているから)などがあるよ。

▲なが餅

 

お餅の名前に、三重県らしいものってあるの?

A3、返馬餅というのがあるよ。伊勢神宮の最終宿場町といわれる伊勢市小俣町と伊勢神宮は、橋でつながっていなかったんだ。それで、参拝する旅人は、船着き場近くのお茶屋さんで馬から降りて、舟に乗って伊勢神宮へと向かっていたんだ。そこでみんな馬の向きを返していたから、自然と返馬餅と呼ばれるようになったんだって。

▲へんば餅

二軒茶屋餅っていうお餅があるよ。昔、尾張や三河、遠江方面から伊勢神宮に参拝するのは、伊勢湾を横切るコースが最短だったんだって。その船着き場は、名物餅を売る茶店“角屋”と、うどんとすしの“湊屋”の二件だけが建っていたから、自然とこの土地のことを二軒茶屋と呼ばれるように。それがあとから、餅の名になったんだって。

▲二軒茶屋餅

 

早朝から開いてるお餅屋さんってあるの?

伊勢神宮がお参りできる時間に合わせて、赤福は、朝5時から開いているよ。毎月1日※は、もっと早くて4時45分から朔日餅(ついたちもち)という季節を楽しむ餅を販売しているんだ。これは、ふだんより早く起きて、1ヶ月の無事を感謝したり、新しい月の無事を願う「朔日(ついたち)参り」というならわしが、伊勢にあるからなんだって。 ※1月は除く

▲赤福餅

 

ここもミドコロ!

今年は、20年に1度の
式年遷宮のクライマックス!


式年遷宮とは、8年かけて社殿と御装束、神宝類を新しくすることです。これは、技術を伝承や清潔さを保つためといわれ、約1300年の歴史をもちます。御装束、神宝類の数は約1600点にも及び、同時に橋も作り替えます。また、建て替えで役目を終えた約1万本の木材は、宇治橋の大鳥居や、伊勢神宮ゆかりの神社などで再利用しています

御装束:宮中の儀式などのときに着る、決まった着物のこと
神宝類:神社に祀られている調度品や什器類。また、神殿を荘厳にするための用具。


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