免許がなかったり、お酒を楽しみたかったりと、鉄道などの交通機関を利用した旅がメインのあなたに朗報! 車を使わない旅を提案するガイドブック『ノッテミテ』が発売になりました。人気の観光地を乗り物で巡る際に必要な情報がぎゅっと1冊に詰まっているから、電車やバスを使った旅のプランを立てるのに最適です。今回は『ノッテミテ 鎌倉』を実際に活用しながら、夏の鎌倉エリアを巡ってみました。この本を片手に電車に乗れば、誰でもこんなステキな旅ができちゃいます!
撮影/栗原 諭 モデル/村田倫子
免許がなかったり、お酒を楽しみたかったりと、鉄道などの交通機関を利用した旅がメインのあなたに朗報! 車を使わない旅を提案するガイドブック『ノッテミテ』が発売になりました。人気の観光地を乗り物で巡る際に必要な情報がぎゅっと1冊に詰まっているから、電車やバスを使った旅のプランを立てるのに最適です。今回は『ノッテミテ 鎌倉』を実際に活用しながら、夏の鎌倉エリアを巡ってみました。この本を片手に電車に乗れば、誰でもこんなステキな旅ができちゃいます!
撮影/栗原 諭 モデル/村田倫子
『ノッテミテ』の珍しい特徴として挙げられるのは、車を使わずに電車やバスを利用した行き方を紹介しているという点です。ガイドブックといえばアクセス欄に「車で◯分」など車ユーザー目線の表記が多く、免許がない人にとっては行き方がわかりづらいものも多くあります。しかし『ノッテミテ』は公共交通機関を使ったルートを案内しているので、交通機関を使ってぷらっと旅行する際にとても重宝します。
また、こだわりの地図が付録でついているのも見逃せないポイントです。見過ごしがちなバス停の場所もしっかり抑えているほか、主要な場所からどのくらい離れているのか、地図に距離感の表記も示されているので頼もしい相棒になってくれること請け合いです!
さっそく『ノッテミテ 鎌倉』を片手に鎌倉へ。旅のスタートは鎌倉市農協連即売所。鎌倉近辺の農家が栽培している「鎌倉野菜」がたくさん揃う、活気のあるマルシェです。珍しい野菜も多いので、チェックしておきましょう。そして鎌倉といえば「鳩サブレー」は欠かせません。鎌倉駅近くの「豊島屋 本店」にはハトをモチーフにしたオリジナルグッズもあるので、サブレーと合わせての購入をおすすめします。そのあとは「竹の寺」として知られる報国寺へ。バスの路線図は付録の鎌倉MAPに収録されています。バスはどこのバス停でどこ行きのものに乗車すればいいのかわかりづらかったりするものですが、これさえあれば乗り場や行き先、運行頻度なども載っているので安心です。報国寺に着いたらさっそく竹庭へ。道を沿って歩くと喧騒を忘れ別世界に浸れます。本誌では花ごよみ情報も載っているのでそちらも要チェック!
鎌倉市農協連即売所
営業時間:8:00〜日没まで 無休
鎌倉市小町1-13-10 JR鎌倉駅東口から徒歩5分
豊島屋 本店
営業時間:9:00〜19:00 水曜不定休
鎌倉市小町2-11-19 JR鎌倉駅東口から徒歩4分
https://www.hato.co.jp/
報国寺
拝観無料(竹庭入場料は200円)
営業時間:9:00〜16:00 12月29日〜1月3日休
鎌倉市浄明寺2-7-4 JR鎌倉駅東口からバスで浄明寺下車、徒歩3分
http://www.houkokuji.or.jp/
いよいよ江ノ電に乗車。長谷寺や鎌倉大仏、江の島など、主要な観光スポットが沿線上に点在しているので便利なのと、車窓から海沿いの景色が楽しめるのも魅力です。江ノ電のいろいろな駅に降りて散策するなら、江ノ電全線乗り放題のフリーきっぷ購入がおすすめ。江ノ電1日乗車券「のりおりくん」は大人600円、江ノ電全駅で購入できます。まずは長谷駅で下車。腹ごしらえにやってきたのは「福日和カフェ」。築70年ほどの古民家を利用したカフェでゆっくり次の行動計画を立てます。野菜がたっぷり乗ったランチもおいしくいただきました。次に向かったのは鎌倉高校前。有名なバスケアニメのオープニングで描かれた駅前の踏切はやっぱり画になります。そのまましばらく海沿いをお散歩するのも楽しいです。
福日和カフェ
営業時間:8:00〜16:00(閉店は17:00) 不定休
鎌倉市坂ノ下22-3 江ノ電長谷駅から徒歩5分
https://www.facebook.com/fukubiyoricafe/
江ノ電で江の島駅へ出て、徒歩で江の島に到着です。参道はレトロでかわいいおみやげ屋さんや飲食店がいっぱいあるので、歩いているだけで楽しくなってきます。江島神社に着いたらお参りを。いちばん下にある辺津宮の境内には、「むすびの樹」と呼ばれる大イチョウのご神木があり、縁結びの名所として知られています。ピンクの絵馬もかわいいですよ。江の島頂上部を目指すなら「江の島エスカー」で。全長106mの屋内エスカレーターで、通常歩くと約20分のところ、約5分で頂上まで行けます(大人360円)。旅の最後のグルメはやっぱり名物の生しらすを味わいましょう。
さぁ、家に帰るまでが旅です。帰りの交通機関として覚えておきたいのが湘南モノレール。レールに車体がぶら下がる珍しいタイプの、懸垂型モノレールです。意外と知らない人が多いのですが、江の島から大船まで乗り換えなしで出られるので、大船駅まで出てJRを利用するのも手です。高い位置から望む車窓風景はまた格別です。
江島神社
拝観無料(奉安殿拝観料は200円、中学・高校生100円、小学生50円)
営業時間:8:30〜17:00
藤沢市江の島2-3-8 小田急江ノ島線片瀬江ノ島駅から徒歩20分
http://enoshimajinja.or.jp/
磯料理 きむら
営業時間:11:50〜20:00 ※18:00以降は要電話確認 不定休
藤沢市江の島1-6-21 小田急江ノ島線片瀬江ノ島駅から徒歩15分
今回旅をする際に使用した『ノッテミテ』には、まだまだ車を使わない旅のプランニングのヒントになる情報や主要スポットアクセス早見表など、旅の強い味方になる情報が満載。実際に誌面を見ながら電車やバスを使った旅に出かけてみましょう!
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