「高齢の方や身体が不自由な方の多くは、温泉旅行に行きたいと思いつつ、介護者の負担や宿への不安から躊躇してしまいがちです。ご家族など介護する立場の方々も、疲労や心労が蓄積し、温泉でのリフレッシュが必要な方が多数おられるにもかかわらず、家族全員で旅行に行ける環境などない、と諦めてしまう現実があります。」そう語るのは、温泉エッセイストの山崎まゆみさん。世界31 か国1000 か所以上の温泉を巡った山崎さんが、そんな方々への思いを込めて書いたという「バリアフリー温泉で家族旅行」。今回はその背景や制作過程について語っていただきました。
プロフィール
山崎まゆみ(やまざきまゆみ)
温泉エッセイスト ノンフィクションライター
VISIT JAPAN 大使
にいがた観光特使 越後長岡応援団
新潟県長岡市生まれ。世界31 か国1,000 か所以上の温泉を巡り、温泉での幸せな一期一会をテーマにTV、ラジオ、新聞、雑誌などのメディアでレポートしている。著作には『だから混浴はやめられない』『ラバウル温泉遊撃隊』(ともに新潮社)、『恋に効くパワースポット温泉』(文藝春秋)、『おひとり温泉の愉しみ』(光文社)、『白菊-shiragiku-』(小学館)、脳科学者の茂木健一郎氏との共著『お風呂と脳のいい話』(東京書籍)などがある。
東京五輪・パラリンピックに向け、日本の<バリアフリー温泉>の推進に力を注いでいる。日々の温泉情報はHP で更新中。
●山崎まゆみオフィシャルサイト
http://ingsnet.com/mayumi/