今年から都立高校生の夏休み職場体験企画「ジョブキャンプ」が始まり、当社グループの株式会社昭文社も参加、生徒さんをお迎えいたしました。
今回の体験テーマは「1冊の本が出来上がるまでの道のりを知ろう！」ということで、編集や印刷、紙のことなど、本ができるまでのプロセスを担当者からご説明し、ご意見や感想をお聞きしていくスタイルで進みました。
＜動画も交えながら具体的に本の制作工程をレクチャー＞
今回お迎えした生徒さんは日頃の生活ではなかなか地図やガイドブックに触れる機会がなく、先日修学旅行のプランニングの際にガイドブックを使った経験があるくらい、とのことで、どのお話も初めて聞くようなことが多く、興味津々のご様子でした。
＜本の誌面に使われている紙の見本を実際に触る＞
座学のあとはオフィスの各フロアを回り、実際のお仕事現場を見学しました。
体験を終えて生徒さんからは「モノづくりに興味があって今回応募しました。ふだんまったく知ることのない、隠れた世界、本づくりの裏側を知ることができて、とても面白かったです」とのコメントをいただきました。
担当者も「日頃の仕事に興味を持っていただけるのは本当にやりがいに繋がりますし、自分たちを見つめ直すいい機会にもなります。明日からがんばろう、と思いました」ということで、よい刺激をいただけたようです。
当社グループでは今後も、こうした取り組みに積極的に協力させていただき、少しでも社会に貢献できるよう進んでまいります。この体験企画は来年も継続の方向、とのことですので、高校生のみなさん、次の機会にもぜひご参加ください。お待ちしております。