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海水浴場とあんこう鍋で有名な町、大洗がアツい!ゲームの発売や劇場版の制作が決まり盛り上がりを見せるアニメ『ガールズ&パンツァー』の舞台としていま、茨城県大洗町が脚光を浴びています。『ガールズ&パンツァー』が好きな人も、見たことがない人もファンにしてしまう、大洗の魅力は一体どこに!?『ガールズ&パンツァー』をきっかけに町の魅力にハマる人が続出中というその謎に迫るため、大洗に行ってみました!

ガールズ&パンツァーとは

戦車を使った武道、「戦車道」が乙女のたしなみとされる世界で、大洗女子学園の生徒が戦車道を通じて成長する姿を描くハートフル・タンク・ストーリー。2012年にTV放映されてから、物語の舞台である大洗は巡礼者が絶えない街となった。

「まっぷる茨城」発売中。大洗のガイドマップ付き! ガールズ&パンツァーの情報もたっぷり掲載です。

まっぷるマガジン茨城大洗の情報も充実した「まっぷる茨城」が発売中です。表紙にもキャラクターが登場。内容も聖地巡礼から商店街やイベントの案内、買ったり食べたりを楽しむ情報まで、これ一冊でガールズ&パンツァーの街・大洗を満喫できる内容となっています。初心者の方でも、きっと楽しめるガイドブックになっていますのでぜひご覧下さい!

 


「まっぷる茨城」を手に大洗をゆっくりお散歩

クリックで拡大(PDF)「まっぷる茨城」に掲載の大洗のガイドマップを参考に、商店街から大洗磯前神社、マリンタワーまで散策。途中、マップに掲載されているポイント以外でも意外な発見や素敵な出会いが沢山ありました。
◀まっぷる茨城に掲載のガイドマップページ。
こちらを参考にしつつ自由に現地を周遊してきました。

大洗駅前から商店街を抜けて大洗磯前神社まで散策。マリンタワーからの眺めを楽しんで大洗リゾートアウトレットのまいわい市場でお買い物。

【鹿島臨海鉄道 大洗駅】
大洗駅でさっそく『ガールズ&パンツァー』(以下ガルパン)のラッピング列車を発見!駅構内にはキャラクターの等身大パネルや、劇中で大洗女子学園が優勝した際に掲げられた横断幕も。ポスターもたくさん貼ってあります。駅員室の扉にもガルパンのキャラクターが。駅員さんも好きなんですね〜

駅前でレンタサイクルを借りて、のどかな商店街エリアへ。至るところにガルパンのパネルやグッズが並んだその様子は圧巻です。商店街を抜け、大洗磯前神社でお参りし、ランチにはアニメに登場する名物メニューをいただきます!

【民宿たくみ】
主人公の“西住みほ”に会えるこちらの民宿。パネルより先に目に入るのがこの戦車!“ガルパンじいさん”ことご主人によるお手製なんです。孫のようなファンとの交流が楽しく、週末が待ちきれないのだそう。そんな様子をうれしそうに語ってくれるご夫婦。リピーターが多いのにもうなずけます。


【丸五】
“角谷杏”のパネルがあるこの魚屋さん。この日は、集まった多くのファンにお手製料理でおもてなし。東京から自転車で来たというファンも!「大洗に来れば友だちができる。“また大洗で”が合い言葉です(笑)」。日野屋商店のおかみさんお手製の、おからでできた“角谷杏”も発見。

【ウスヤ肉店】
ファンからのお年玉袋がたくさん貼られた“ももがー”のパネルがあるお肉屋さん。劇中にも登場する串カツが大人気。「シンガポールや韓国からも来てくれるのよ」と笑顔で話すおかみさん。ファンとの交流をとっても楽しんでいる様子です。

店内で、静岡からきたというファンの方に会いました。「町の皆さんがとってもフレンドリーなので、また来たくなっちゃうんです。6〜7回は来ています」と串カツをぱくり。


【新屋酒店】
“山郷あゆみ”のパネルが置いてある酒屋さん。“角谷杏”にちなんだお酒、角谷杏酒やガルパンデザインの飲み比べセットが売られています。「ファンの方が来たときにあゆみちゃんが寒そうだと悪いから」とマフラーを巻いています。愛情を感じますね〜


【SAKAGEN】
フードつきセーターがよく似合う“カチューシャ”はクリスマス、お正月バージョンを経て冬服に着替えさせたところだそう。そこへパネルを携帯で激写する女性が登場。「丸五」のおからアートを作った、日野屋商店のおかみさんでした。「ファンの方がくれたのよ」と愛車に貼ったレオポン号ステッカーのそばでにっこり。


【大洗磯前神社】
大鳥居を抜け坂道をのぼると、その上には大洗磯前神社が。正面の鳥居から見下ろす海の景色は最高。そして社殿の前にはガルパンの巨大絵馬!境内にはファンからの絵馬がずらり。描かれたイラストがかなりハイレベル!!


坂の下へおりると、ガルパン仕様レンタサイクルに乗った2人組に遭遇。それぞれ好きなキャラクターのレンタサイクルを事前予約し、広島と川崎から来たそう。「大洗は初めて。景色がキレイでいいところですね」(左の方)「パネルが設置してある商店街を巡って、あんこう鍋を食べて帰ります」(右の方)。


【さくらい】
決勝戦を前にカバさんチームが食べたものを再現した、ボリュームたっぷりのカツ丼が食べられるお店。注文の際は「あのカツ丼」で!店内にはファンからのグッズがたくさん。「皆さんそれぞれに顔なじみの店があるんですよ。通り一辺倒じゃない交流ができてうれしい」とおかみさんは顔をほころばします。

腹ごしらえが済んだら、爽やかな潮風を感じに海辺を目指してサイクリング!作品にも登場する大洗のシンボル、大洗マリンタワーと隣接する大洗リゾートアウトレットが旅のしめです。

【大洗マリンタワー】
地上約60mの展望台(有料)から、大洗の海を一望。港を出入りする船がのどかな雰囲気を醸し出しています。展望台では、あんこうチームメンバーのパネルがお待ちかね。


【大洗リゾートアウトレット】
1Fにある大洗まいわい市場には、ガルパンコーナーがありオリジナルグッズや限定グッズがたくさん。ファンに大人気の新あんこう焼き(ガルパン仕様)は必食です。おみやげを買って、本日の旅は終了!

ガルパン好きはもちろん、一度行けばきっとファンになってしまう、大洗という町の魅力。その謎の答えは、おもてなし精神溢れる地元の人々と交流する楽しみにありました。昔ながらの観光地をアニメというサブカルチャーのメガネをかけて旅をする、これぞニッポンの新しい旅の楽しみ方!?かもしれません。


魚忠


旅館 肴屋本店(の向かい)


黒沢米穀店


ジョイショップ タグチ


マスヤガーデン


“戦車”道


松澤精肉店


日野屋商店


日野屋商店おからアート①


日野屋商店おからアート②


日野屋商店おからアート③


日野屋商店おからアート④

ガールズ&パンツァーの物語に実際に登場する街並みを歩きながら感じたこと、それはなによりも大洗という街の温かみでした。商店街をはじめとして、大洗の皆さんが、心から訪れる人たちとの交流を楽しんでいる様子に触れて、なんだかとっても胸が熱くなりました。きっと、ガールズ&パンツァーのファンの皆さんだけでなく誰もが、日々忘れがちな、「見知らぬ土地でそこに暮らす人々の人柄に触れて心が洗われる体験」ができる場所、それが茨城・大洗という街なんじゃないかと思いました。きっとまた「あの人に会いたい!」と感じてふと足を向けたくなるような魅力が満載です。

「ガールズ&パンツァー」が気になった方は公式HPをチェック

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(販売元:バンダイビジュアル)
© GIRLS und PANZER Projekt

 

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