MAPPLE×新しいスタイル

登山・ハイキングの定番地図「山と高原地図」の編集部が運営する公式Instagramアカウントにて、20211217日(金)より登山あるあるをテーマにした4コマ漫画の週刊連載がスタートしました。

登山が好きな方、これから初めてみようかなと思っている方も思わず頷いてしまう(?!)くすっと笑ってほっこりなお話を掲載していきます。Instagramアカウントにて先行掲載いたしますので、ぜひフォローしていち早くお楽しみください。当サイトでも順次公開いたします。(※2022年3月4日の最終回をもって全10話の連載は終了いたしました)

第1回:2021年12月17日公開【登山あるある?突き詰めるべし!荷物の軽量化】

最近の登山のブームと言えば、やっぱり外せない『UL(超軽量)スタイル』!

ULとは、Ultra Lightの頭文字を取ったものです。荷物を軽くすることによって体力の消耗を抑え、より長距離を早い時間で歩くことができます。ベースウエイトの明確な基準はありませんが、テン泊想定で10kg以下、人によっては5-7kg以下まで軽量化する人もいるとか!相当の軽さですよね!

荷物の見直し、選定をすることにより軽量化を図る方が殆どだと思いますが、一番効果絶大の軽量化は、やっぱり「自分自身」・・なんでしょうか(; ・`ω・´)笑

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第2回:2021年12月24日公開【これこそまさに、イヤな慣れ?】

最近は男女限らず虫が苦手な人が多いですが、山の中だとそういった人が少なく感じるのは私だけでしょうか?やっぱり自然の中と違って、家などの人工物の中で見る虫は異物として映ってしまうんですかね‥(*´・ω・`)

そして山にて冷静に対処できるからといって、下界でも同じように行動できるかは全くの別問題!引っ越しする際は、まず虫の対策から!な、わたくしでございます‥

山では出来るのに下界ではできないこと、皆さんはありますか?

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第3回:2022年1月7日公開【その地図ダブっていますよ...】

これは入社前、私(「山と高原地図」編集担当)の実体験でもあるのですが‥.本棚に山地図の同じエリアが何冊もある方、おそらく多いのではないでしょうか?

でもでも悲観しないで下さいまし!

毎年全61エリア、シーズン期間に山のプロによる実踏調査を行っております!登山道の新規情報をはじめ、小屋やバスの運行などの変更情報、災害など有事に伴う通行止め情報などを盛り込んでおります。同じように見えて全く同じでない、それが山と高原地図なのです。

また2021年版からは購入者限定特典として、購入した地図と同じエリアのアプリ地図が一年間無料で使えるキャンペーンを行っております。この機会にぜひぜひお試しください(※スマホ用アプリ「山と高原地図ホーダイ」が対象です。)

「もちろん知ってますとも!最新地図持っていくのは基本のキ、です」の、ユーザーさま‥.ありがとうございます!!これからも何卒よろしくお願いいたします!!

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第4回:2022年1月14日公開【登山届は日の目を見ない?】

登山を行うにあたって何より大切なもの…そう、【登山届】です。火山の噴火の際のリスクなどから提出が義務化される山域も増える中、「作るのが大変だな~」と思う方も多いかと思いますが、登山届には安心安全のためのメリットが沢山あります。

1、遭難など有事の際の初動が早い
2、家族、知人に登山計画の共有が可能
3、山行に対する理解度が高まる などなど

最近は登山ポストのほか、郵送(FAX)、インターネットでの提出法など様々な手段があります。山域や自身にあった方法での提出を心掛けましょう。とは言え、綿密に計画書を練るものの、登山ポストの前では「これを使う機会がありませんように‥」なんて祈りながら投函するものです。

全ての登山者が、これからも安全に楽しく登山できますように。

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第5回:2022年1月21日公開【山頂でのお約束】

今回は【山での天候】にまつわるお話。

文中にある「ピーカン」という言葉、元々は映画業界で使われ出したと言われています。その由来は「ピントが完全でなくとも、良い画が取れるくらいの青空」からきているとか。その一方で、「太陽がピーピー晴れて、カンカン照りだったから」「晴れ渡る青空がタバコのピース缶の色に似ていたから」などなど・・・調べていくうちに沢山の諸説があることが分かりました。その語源は今も曖昧で明かされていないようです。

さて登山シーンにおいても、ピーカンはありがたい天候の一つ。澄み渡る空の下、どこまでも続いていく稜線をずっと歩いていたい!あわよくば山頂からの素晴らしい景色を堪能できるのではないか、と誰しもが思ったことがあるはずです。そんな時に限って、山頂や展望スポットに着いた瞬間ガスり始める・・・

こんな悔しい経験をしたことがあるのは、きっと自分だけじゃない、ですよね?(´;ω;`)

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第6回:2022年1月28日公開【自分の登山レベルは如何ほど?】

登山ガイドを眺めていると、よく目に入る登山レベルの表示。
「初心者」「中級者」「上級者」向け…更には「初中級者」向けなんて細分化されたものもあったりします。

もちろんレベル分けの根拠書きもあるので、ガイドとして使用する分には問題はありません。けれど登山全般的な話として、いざ自分の登山レベルは?と聞かれると困ってしまいますよね。いわゆる上級者向けの山域を踏破したからと言って、登山上級者を名乗れる訳でもありませんし、そもそも個々人によってレベルの定義もバラバラです。

しかしながら、忘れてはいけない大切なことがひとつ。
それは、【初心忘るべからず!

気持ちはいつでも初心者でいたいもの。これからも安心安全な登山を楽しんでいきましょう!

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第7回:2022年2月4日公開【公共交通機関ハイクのススメ】

登山のスタイルは人によって様々ですが、皆さまは【マイカー】【公共交通機関】、どちらを使って登山をすることが多いでしょうか?

マイカー登山のメリットは、なんといっても「時間の融通が利くこと」。夜のうちに登山口まで車を走らせて、仮眠をとって朝出。下山後バス時刻を気にすることもなく、自身のペースで最後まで登山を楽しむことができます。

一方の公共交通機関。こちらのメリットは移動時における負担が少ないことでしょうか。例えば新宿から韮崎へ、都心を車で走らせるよりは、特急を利用したほうが時間も体力負担も節約できますよね。ガソリン代を考慮すると、バス料金の方が安いというのもあるあるだと思います。

これらのように、登山にはマイカー登山のメリットが。公共交通機関登山には公共交通機関登山のメリットがあるものです。ということは、双方を駆使するハイブリッド登山スタイルこそが究極のかたちなのかもしれません。

でもでも、やっぱり温泉直後の一杯は捨てがたいものなんですよね~

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第8回:2022年2月18日公開【山と高原地図のコースタイム条件とは?】

今回は「山と高原地図」の禁断の秘密に迫ってみましょう。
山と高原地図のコースタイムってどうやって定めているのでしょうか?

【コースタイム】は実踏調査による調査タイムに下記の条件を加味しています。
◆40~60歳の登山経験者
◆2~5名のパーティ
◆山小屋利用を前提とした装備
◆夏山の晴天時

ユーザーの方からは日々コースタイムに関する沢山のお問い合わせを頂きます。「コースタイムの半分で歩けた!」「倍近くかかってしまった‥!」などなど・・・

大切なのは、それを「次回以降の山行に活かす」こと。コースタイムはあくまで目安です。前回似たようなエリアでコースタイムの1.2掛けで歩いたのならば、今回もコースタイムを1.2倍した上で、他の条件も踏まえて時間を想定して登山計画を立ててみましょう。

これからも「山と高原地図」が、皆さまの登山スケジュールの計画だての一助になれれば幸いです。

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第9回:2022年2月25日公開【スマホの使い過ぎにご用心!】

最近のスマホアプリは便利なものが多いですよね!登山シーンに限って言うと、登山アプリはもちろん、かざすだけで植物判別が可能なアプリ、峰々にスマホを向けると、位置情報を用いて山座同定ができるアプリなど・・・。写真に至っては、そもそもスマホカメラの性能が良い上に、登山用に限らず沢山のカメラアプリがあります。

さてさて、沢山のアプリを起動した際に心配なのがバッテリー切れ。不使用の場面では機内モードにして、電池消耗を抑えることが重要です。モバイルバッテリーの携帯もお忘れなく。皆さんのおすすめアプリは何ですか?ぜひ教えてください!

そして次回で、このあるあるマンガもいよいよ最終回。
最後のあるあるは一体・・・?お楽しみにしてください!

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第10回:2022年3月4日公開【登山の楽しさって何だろう?】

登山を趣味にしない方にとっては、登山の楽しみは理解しがたいところもあるかもしれません。「なぜ便利な乗り物や道具があるこの時代に、重たい荷物をもって汗だくになって山に登るのか?」と。

辛い山道を登り切った達成感。
息を呑むような絶景。
山の上で食べる絶品山ご飯。等々・・・

様々あるかと思いますが、何度登っても探し尽くすことのできない、まさにそれこそが登山の楽しさ、魅力なのではないでしょうか?自分には自分の、周りの人にはその人自身の楽しみ見方がたくさんあるはず。これからも山と向き合い、たくさんの楽しさを見つけて下さい!

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さて、今まで週1回連載してまいりました「登山あるあるマンガ」も本日(2022年3月4日)で最終回。全10回、皆さまの温かいコメントに毎回山と高原地図編集部も楽しませて頂きました。また登山マンガにて皆さまにお会いできることを信じて。

本当にありがとうございました!

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作画担当 小島 えいゆ さん:マンガ家です!映画とかドラマとか時々好きなものを呟きます。土日祝は京都のマンガミュージアムで実演中!

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