MAPPLE×新しいスタイル

これからなにが始まるのか、５グループに別れ、ドキドキしながら待つ子どもたち。今回は小学１年生から５年生までの子どもたちに参加してもらいました。大きな地図を広げて、わくわく。こんなに大きな日本地図を見ることってあまりないのではないでしょうか。
まずは本日のファシリテーター、竹内から子どもたちにごあいさつです！
「昭文社は、本屋さんで売っている日本地図を作ってるんだよー」と言うと、「すごーい」という声など、子どもたちが元気よく反応してくれたので、ちょっと一安心（笑）

今回のワークショップは、大きな日本地図に各都道府県の名菓や観光スポットを貼付けて、My日本地図をつくります！マップルらしく、ゆるキャラや各都道府県限定のおやつなども登場しますよー♪　写真の下にあるヒントクイズをもとに、該当する都道府県の場所に貼っていきます。さあて、無事にすべての都道府県が埋まるかな？

まずはおでかけスポットがある都道府県を当ててみよー！ということで、「人気おでかけスポットクイズシート」に挑戦です。
「日本一の山、富士山、◯梨県と静◯県にまたがっているよ！」というヒントから県名を考え、名所の写真を切り取って、地図に貼って行きます。富士山や富岡製糸場といった、世界遺産や子供たちの好きなテーマパークが問題です。
旭山動物園や美ら海水族館などは行ったことがあるお子さんが多く、「ここ行ったことある！○○県だよ！」とアピールする元気な声がいたるところで！夏休み中だけあって、つい最近行ってきたよなんて子も。
でも、「東京ディズニーランドは、『東京』って書いてあるから東京でしょ？」とちょっといじわる？なクイズにひっかかってしまったり、「ここは○○県だよ！...あれ、どこだっけ？」と県名は言えても位置が分からなかったりと、とまどうことも。でも、マップルの先生と力を合わせて、少しずつ観光マップが出来てきました！

みんな大好き、ゆるキャラ！でもゆるキャラ達の出身地って意外と知らないかも。くまモンは知ってるけど、熊本ってどこだろう？　大人気ふなっしーってどうして梨なの？　と疑問がフツフツ。日本地図を前に格闘です。
ゆるキャラは出身地の名産や有名建築をモチーフにしていることが多いので、楽しみながら都道府県の勉強ができますね。みんなの集中力もすごい！

八つ橋やもみじまんじゅうなど、子どもたちも一度は食べたことのあるお土産も該当する都道府県にはりつけ！「あー、これもらったことある！」なんて大騒ぎです。
そして、この日は特別に地域限定のプリッツも持ってきました！　お菓子のパッケージを見た途端に、子どもたちのテンションはさらに上昇！　地域限定プリッツは名物・名産を再現した味なので、知らぬ間に名産を覚えられそう。地図がどんどんにぎやかになってきましたね。

最後は、難問に挑戦！
鵜飼いや阿波おどり、西郷隆盛像など、まだ子どもたちには馴染みのない観光スポットやイベントを、ヒントを頼りに解答していきます。大人でも即答できない問題ばかりですが、これまでで地図にだいぶ慣れてきたので、難問に果敢に挑戦する子どもたち。わからないと大人に聞く前に、自分で本の索引から県を調べる子も。歴史好きな男の子には、伊達政宗像や名古屋城なんて問題は簡単すぎだったみたいです。
時間がすこし余ったからと、自主的に日本海と太平洋や、県庁所在地まで書いていくお子さんも。離島の名前まで書きこむ班まで!!　みんながこんなに地図に興味を持ってくれるなんて。ガイドブックや地図づくりに携わるものとして、これほど嬉しいことはないですね。

２時間のワークショップも無事に終了。みんな飽きずに最後まで出来るかな？と前日まで心配しきりのスタッフでしたが、心配無用。完成した地図を前にただただ感動です。県名がきちんと全て漢字で書いてある地図やペンギンの絵などがたくさん描いてあってなんだかにぎやかな地図など、班ごとに個性が見えて面白いですね。「おじいちゃん家は静岡県だよ」なんて、地図を指差して、友達に話しかける姿もあって、微笑ましい。
記念撮影後は、お待ちかねの地域限定ジャイアントプリッツのプレゼント！たくさんの笑顔とともに、今回の「マップルの自由研究　My日本地図をつくろう♪」は終了です！