MAPPLE×新しいスタイル

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おかげさまで2015年までに累計1200万部を突破!2008年の創刊からことりっぷはついに8周年を迎えることができました。ことりっぷの登場した2000年代後半から現代までの約10年間は、実は女性を中心に、日本のおでかけスタイルがどんどん多様化していった時期でもあるんです!「女子旅」や「週末海外旅行」など、今では当たり前になったおでかけスタイルは一体いつ、どんな風に生まれたのでしょうか?今回は、ことりっぷと一緒にそんな日本のおでかけの10年を振り返ってみましょう

『ことりっぷ』誕生のきっかけは、「女性が本当に欲しいと思う旅行ガイドブックをつくりたい」という昭文社の女性社員たちの思いでした。社内で結成した編集チームで何度も検討を続け「働く女性の"等身大の旅"を応援しよう」というコンセプトが決定すると、実際に旅行好きな女性たちの声を徹底的にヒアリングしました。ユーザーとコミュニケーションしながら「観光客だと周囲にわからず旅したい」「本当におすすめのスポットが知りたい」「立ち寄るカフェやおみやげもこだわりたい」などの声を拾い上げつつ、昭文社の旅行ガイドブックづくりのノウハウやこだわりを盛り込んで、ついに完成したのが『ことりっぷ』だったんです!

『ことりっぷ』は、働く女性が週末に行く2泊3日の小さな旅を提案したガイドブック。発売当初から大人かわいい和柄の表紙と、まるで手帳のようなシンプルなデザイン、軽くて小さいサイズが新しいと話題になりました。本当におすすめの情報だけを選び抜いて構成することりっぷの世界観は、今では、当初のコアターゲットであった女性に限らず、男性を含めたさまざまな年代の方々からも支持を受けています!


さて、『ことりっぷ』の登場した2000年代後半から、日本のおでかけスタイルはどんどん多様化していったことをご存知ですか?
それまでは団体旅行や、とにかく見どころをたくさん巡ってスケジュールを詰め込む旅がおでかけイメージの主流でした。ところが、「女子旅」「ひとり旅」をはじめ、自由に趣味やカルチャーを楽しむ「趣味旅」、円高・LCCの台頭よりぐっと身近になった「週末海外旅行」などおでかけスタイルが多様化。ちょうどそうした時期に登場したことりっぷは、女性を中心によりこだわりのある新しいおでかけスタイルを模索する旅行者にぴったりだったのかもしれません。今回はことりっぷと一緒に日本女子のおでかけスタイルを振り返ってみましょう♪

2006年といえば、ライターの深澤真紀氏が恋愛に消極的で大人しい男性を「草食男子」と名付けた年。そして、草食男子の対極とされる「肉食女子」という言葉にも出てくるように、「女子」というワードが社会的にも際立ってフォーカスされていましたよね。
女性だけの飲み会やランチ会を「女子会」と称し始めたのもこの頃から。女性に嬉しい「女子会プラン」の流行は飲食店だけでなく旅行業界にも波及し、女性だけでおでかけを楽しむ「女子旅」という言葉も定着しました。
また、「家族旅行」「カップル旅行」に加えて、「大人の女性同士の旅」もまた、おでかけのスタンダードとなりました!

2008年頃までに「女子会」「女子旅」はすっかり定着。女性数人でのおでかけスタイルは一般的なものになりました。
一方、徐々に数を増やしていたのが「ひとり旅」スタイル。20代、30代を中心に「ひとり旅」人口が増加し、テレビ番組や雑誌など、多くのメディアで「ひとり旅」の特集や「おひとりさま」で入れるお店の特集に注目が集まりました。
自分の行きたい場所、見たいもの、食べたいものを自由に選べる「ひとり旅」は、自分の趣味に没頭する時間の楽しみ方の再発見としても注目されました。ちょうど2009年に創刊した『ことりっぷ さんぽ版』の「いつもの帰り道を特別にする」という新しいおでかけスタイルの提案も、そんな「おひとりさま」の背中を後押ししました。
円高やLCC各社の台頭で、海外旅行へのハードルがぐっと下がったのもこのころ。台湾や韓国などを中心に、週末に気軽に海外旅行へでかける「週末海外」も人気を集め、海外へのひとり旅というスタイルも珍しいものではなくなってきました。
ことりっぷも海外版を続々刊行。コンパクトで海外でも使い勝手が良いことりっぷは、男性からも高い支持を集めはじめました。
 
 

2012年頃からは、よりディープな趣味に没頭するおでかけスタイルが広まってきました。「カメラ女子」「鉄子」「歴女」など、これまで男性の領域と思われていたような趣味の世界に熱中する女性の存在が世間に知られるようになったことだけでなく、自分だけの旅を発見する体験の価値が見直され始めたということもあるようです。
いつもより少しだけ特別な時間を過ごす、という楽しみ方は、あえて遠いところにでかけなくても、身近に発見できるもの。そんなおでかけへの価値観は、実はことりっぷが発売当初から一貫して発信してきたものでした。
そんな時代の流れを受けて、2013年には公式サイトことりっぷWEBがオープン。本だけでは伝えきれない、より日常に寄り添った情報やローカルの情報をことりっぷ目線で毎日配信することで、日常の中でも、おでかけへのわくわくする気持ちを盛り上げるお手伝いを始めました。
また、このころからことりっぷと様々な企業とのコラボレーションが次々に実現しはじめました。食品メーカー、時計メーカーなど、旅行ガイドブックの枠を超えたコラボレーションの数々の中でも、ことりっぷが大切にしてきた「ユーザーの声をしっかり取り入れる」ことや、「いいものを届けるために徹底してこだわる」といった姿勢は変わらず発揮され、人気商品を次々に生み出しました。

 

2013年に刊行した『ことりっぷ』の翻訳版『小伴旅』。現在台湾・香港で出版されており、この本を片手に日本を訪れる訪日観光客の方も少なくありません。ことりっぷが提案するおでかけスタイルは、アジアを中心に訪日観光客の方々からも支持を集めています!

 

 

現代のおでかけと、WEBやアプリ、SNSは切っても切れないもの。みなさんも、SNSでおでかけの情報を集めたり、逆に自分のおでかけ体験や情報を発信したりしているのではないでしょうか?日常も、非日常も、毎日の暮らしをみんなでシェアして楽しむ時代がやってきたのです。

また、コミュニティアプリ「ことりっぷ公式アプリ」を使えば、編集部からの情報をクリップできるだけでなく、ユーザーが旅先で撮影した写真を投稿したり、「フォロー機能」で気になるユーザーをフォローしたりと、ことりっぷ読者同士のコミュニケーションも可能になりました。 一方的に情報を受け取るだけでなく、ことりっぷの歴史の中で培われてきたことりっぷワールドともいうべき世界観を、編集部と読者で共有し、読者からの情報発信がことりっぷワールドをさらに広げていく…そんな時代がやってきたのです。

ことりっぷは、これまでに様々な企業とコラボレーションをしてきました!ここでは、歴代のコラボの中でも特に注目のアイテムを一挙にご紹介します!

 

 

 

2013年 
×オリンパス
「ことりっぷ カメラさんぽ 小冊子」
オリンパスとのコラボレーションでキャンペーン対象商品購入者へプレゼントされた特別冊子『ことりっぷ カメラさんぽ』。旅行ガイドブックがカメラメーカーとコラボレーションしたのは、これが初!

 

2013年 
×エースコック
「ことりっぷ 京都 くずし豆腐の京だしスープ」
女性に人気のカップスープがことりっぷとコラボ!ガイドブックのデザインがそのままカップスープのパッケージに採用され「かわいい!」と大人気に。

 

2014年 
×セイコールキア
「限定コラボ腕時計」
「旅気分になれる腕時計」がコンセプト。ことりっぷ編集部のこだわりが細部までぎゅっと詰まった、おでかけをいつも身近に感じられる腕時計ができました!

 

 

2014年 
×ユニバーサルミュージック
「ことりっぷ♪Music CD」

「日々の暮らしの中でも、旅に行った気分になれる音楽」をテーマに、ことりっぷ編集部が選曲からジャケット・ブックレットの監修まで手がけた「ことりっぷ♪Music 」。パリと北欧の2種類がCDとiTuneで2タイトル同時発売されました。

 

2015年 
×日本アクセス
「旅する物産展 ~ことりっぷセレクション~」
食品卸業界と初のコラボレーションとなる「旅する物産展」。ことりっぷ目線でセレクトした味もパッケージも素敵なおすすめ商品の数々で、ご好評をいただきました!

2015年 
×南海電気鉄道
「ことりっぷ御朱印帳」
御朱印を美しく残せる奉書紙を使用し、表紙には高野山の壇上伽藍をイメージした朱色に蓮の花をあしらったこだわりのデザインが「寺ガール」「御朱印女子」にも大人気に!
 
いまでこそ、「旅に出かけるなら自分らしいテーマがほしい」という声は珍しいものではありません。しかし、おでかけへの意識がそんな風に変わったのは本当にこの10年位の間のことなのです。「みんなと同じ旅」から、「自分だけの旅」へ、おでかけスタイルはさらに豊かに、より多彩なものへと進化を続けています。
そんなおでかけスタイルを応援してきたことりっぷ。あなたも、書籍・WEB・SNSなど、毎日の様々なシーンでことりっぷの世界観を体感してみてください!
 
 
※今回紹介した情報は、2016年3月14日時点のものです。

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