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聞いてみよう!お天気の疑問「雨男・雨女っているの?」
答えは×!その人がいるからといって雨が降るなんてことはありえません。ただ、人は何事もなく晴れていた時よりも雨に降られて大変な思いをした、ということの方をよく覚えているもの。いままでおでかけは雨ばかりだった…、という人は、だからこそおでかけした場所が強く記憶に残っているのではないでしょうか?晴天よりも、印象深いおでかけになったともいえますね! |
聞いてみよう!お天気の疑問「「降水確率0%なのに雨が降ることもあるのはどうして?」
答えは…うーん。これにはあまり知られていない事実があるんです。 名付けて「0%に隠れた二つの雨」。降水確率とは「6時間に1mm以上の雨が降る確率」のことです。つまり、1mm未満の雨は0%に含まれているんです。わずかな量の雨、これが一つ目の隠れた雨ですね。 また、降水確率0%とは、同じ条件で100回のうち降雨回数が5回未満のこと。実は、4回は雨が降っているんです。4%の雨、これが二つ目の隠れた雨です。
「降水確率0%」でも、大気の状態によって雨が降る可能性もあるんです…。
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聞いてみよう!お天気の疑問「天気は誰でも予想していいの?」
答えは…うーん。予想だけなら自由にしても問題ありません。ただし、それを一般に広めるというのは気象庁の許可が必要です。これには注意警報を365日24時間いつでも受けられる必要があるので、一般の方では難しいでしょうね。また、出ている予報を改変してはいけませんが、解説するのは問題ありません。テレビのアナウンサーがコメントを交えて読むのは問題ないんですよ。 |
聞いてみよう!お天気の疑問「お天気のことわざって当たるの?」
答えは…うーん。例えば、「夕焼けがきれいだと明日は晴れる」は、日本の天気は基本的には西から変わりますから、夕方に西が晴れていれば当然晴れる可能性が高いですが、台風などは西からとは限りませんね。「ツバメが低く飛ぶと雨」は湿度が上がると小さな虫は高く飛べなくなる、ツバメは虫を食べるために低く飛ぶ…湿度が上がったからといって必ずしも雨になるわけではありません。科学的根拠が全くないとも言えないものもありますが、あまり参考にしすぎないほうがいいですね。 |
聞いてみよう!お天気の疑問「梅雨明けのおでかけには山がおすすめ、って本当?」
答えは○!「梅雨明け十日」という登山用語もありますが、梅雨が明けてから10日間くらいは、太平洋高気圧に覆われて安定した夏空が続くため、夏山登山には最適です。例えば、東京では梅雨明け10日の日降水量1mm以上の出現率は11%(ほぼ1日)で、平均的な梅雨明け前の出現率より25%も低くなります(2001年~2010年)。ただし、夏山の天候は変わりやすいもの。登山前には気象情報の確認をしっかりすることが大切ですよ!ちなみに、梅雨明けの海は「土用波」にご用心を。梅雨明けしたらさっそく海へ!というところですが、天気図を見て、台風が遠く南方にあるときは気をつけましょう。風による波とは異なり、台風からの大きなうねり「土用波」は、沿岸で一気に高さのある「大波」になることがありますから、注意が必要です。台風さえなければ、お盆までは海へのおでかけもいいですね! |