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 株式会社昭文社(本社:千代田区麹町、代表取締役社長 黒田 茂夫、東証コード:9475)は、2016年2月18日より、『帰宅支援マップ 首都圏版』最新版を発売します。

 『帰宅支援マップ 首都圏版』は、大地震の発生によって都心の交通網がマヒし、一時待機の後、徒歩帰宅を選択せざるを得ない時に、自宅まで歩いて帰ることをサポートする地図です。2005年の初版発売時には2カ月で57万部を発行した大ヒット商品であり、累計発行部数も125万部を超えるロングセラー商品です。 
 これまでは9月1日の「防災の日」前に更新版を発行して参りましたが、今回、東日本大震災から5年を契機として、改めて地震に対する備え、注意を喚起する意味で発売時期を見直しました。

 1995年の阪神・淡路大震災、2011年の東日本大震災を始め、日本は十数年に一度の頻度で震度6を超えるような大きな地震に見舞われてきました。今後30年以内に首都圏直下型地震、南海トラフ地震が起きる確率は70%、東海地震についてはいつ起きてもおかしくない状況と言われています。
 東日本大震災以降、行政も企業も各家庭も地震対策は進んでいますが、年を経るごとに記憶は薄れ、気が付くと賞味期限切れの水や食料、古くなった電池が貯まっている、といったことになりがちです。
※最新の確率は2015年1月1日起算日のもの。地震調査研究推進本部の資料に基づく

 この機会に改めて地震対策を見つめ直していただき、慌てずに避難・一時待機をした上で落ち着いて帰宅するシミュレーションを職場、ご家族、ご近所等でしていただくためのツールとして、ぜひともご活用いただきたい商品です。

■『帰宅支援マップ 首都圏版』の特長

   

●「帰宅支援ルート」が歩く方向そのままに展開。帰宅支援ステーション、広域避難場所、歩く際の危険箇所など防災情報が充実
 本書では東京都選定の帰宅支援対象道路および隣接する各県の緊急輸送路をもとに、当社が独自に選定した道路、全12ルートを紹介しています。地図は歩く方向そのままに展開し、都心からの移動距離のほか、災害時に水・トイレ及び情報などの提供を行う帰宅支援ステーション、病院、広域避難場所といった防災施設情報を掲載。
 また現地の実踏調査により得た、歩行する上での危険箇所、休憩ポイント、水飲み場など、歩いて帰る際に参考となる情報も地図上に掲載しています。

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<『帰宅支援マップ 首都圏版』表紙> <帰宅支援ルート図例>

●都心をどう抜けるか?都心の道路状況がわかる「東京都心メッシュ図」
 本書では「帰宅支援ルート」の起点にたどりつくための、山手線内側全域をカバーした「東京都心メッシュ図」も掲載しています。地図上の主要道路には、地盤の弱さ・火災危険度・建物倒壊危険度といった情報を元に、震災時の歩行困難度の予想状況を3つのレベルで示しています。

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<「東京都心メッシュ図」 (一部)>

●カラフルな色分けで地形が見やすい、「東京15㎞圏高低差MAP」
 都心から徒歩で帰宅できる現実的な距離とされる15㎞圏の地形を段彩(一定の標高ごとに表示色を変え、各地点の標高をより比較しやすく、わかりやすくしたもの)で表現をした、取り外しできる1枚ものの地図を収録しています。
 勾配のある道を上ったり下ったりするのは予想以上に体力を消耗します。自分が通る帰宅支援ルートの起伏がどの程度のものか、事前にチェックすることはとても重要です。また、自宅や職場、学校周辺の地形的な特徴をあらかじめ把握しておくことも防災の一助となります。

 

■商品概要
商品名:『帰宅支援マップ 首都圏版』
発売日:2016年2月18日
価格:本体800円+税
体裁:A5変形判(H210×W97)
頁数:144頁 オールカラー

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<「東京15km圏 高低差MAP」>
 
 
 
 

【収録図】
東京都心メッシュ図(山手線内網羅、縮尺1:15,000)
帰宅支援ルート図:方面別12ルート(都心から約30km圏内、縮尺1:30,000)
巻末地図
 表:カラフルな色分けで地形が見やすい! 「東京15㎞圏高低差MAP(縮尺1:80,000)
 裏:帰宅ルートを事前にチェック! 「東京15㎞圏経路MAP(縮尺1:80,000)
・その他  首都圏鉄道路線図、防災カードなど

 

<ご参考>『帰宅支援マップ』のアプリ版もご提供中
 本誌のアプリ版『帰宅支援マップ 首都圏版』(iOS/Android)もご提供しております。
 (2016年3月に最新情報へアップデート予定)
http://mapple-on.jp/products/kitaku
 同アプリは、本誌と同じく帰宅支援情報が掲載された地図に、GPSを使って自分の今いる位置が確認できるほか、帰宅方向を地図上に表示したり、歩いてきた道のりの軌跡表示もします。
 また、同アプリは本体格納型であり、一度ダウンロードしておけばオフラインで使用できるため、災害時の通信輻輳時などいざという時にも安心してご利用でき、事前のシミュレーションとしてもお使いいただけます。ぜひ併せてお使いください。

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<アプリ画面例>
 

 


【リリースに関する問い合わせ】

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株式会社 昭文社 広報担当 竹内
TEL:03-3556-8271
E-mail:koho-info.shobunsha@mapple.co.jp

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