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 5月16日(土)、アドベンチャーレーサー田中陽希さんの新たな挑戦「日本2百名山ひと筆書き」の詳細につきまして、東京都昭島市のモリパーク アウトドアヴィレッジ内「THE NORTH FACE 昭島アウトドアヴィレッジ店横イベントスペース」にて記者発表が実施されましたのでお知らせいたします。当社は昨年に引続き地図提供等を通じてこのチャレンジに協賛させていただきます。

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<「日本2百名山ひと筆書き」ロゴ> <モリパーク アウトドアヴィレッジ> <記者発表会場>

■旅のテーマは「岬から岬へ」
 昨年、日本百名山を徒歩とシーカヤックにより人力で踏破するという「日本百名山ひと筆書き(⇒ http://www.greattraverse.com/project.html)」に見事成功した田中さんが新たな挑戦のステージに選んだのは「日本2百名山」。昨年登った100座に続く101座目の暑寒別岳から200座目の御岳(北岳)までの100座を、同じく人力で踏破するという総距離8000km弱、7カ月におよぶ壮大な旅がスタートします。

 5月下旬、北海道の宗谷岬をスタートし12月下旬に鹿児島県の佐多岬をゴールとする計画ですが、岬がスタート、ゴールとなる点について田中さんは「登山だけではなく道中も含めて旅と捉えており、あえて『岬から岬へ』というコースにしました。最後の山である桜島の御岳(北岳)の頂上付近が立ち入り禁止区域であり、到達可能な4合目付近をゴールとするのも思いを残す結果となるように感じ、ゴールを佐多岬にした、というのもあります」とのこと。「日本の自然というのは楽しみ甲斐がある、それを満喫できる旅をまたしたい」「2百名山には百名山にも劣らないすばらしい山もきっとたくさんあるので、それをご紹介できたら」こうした思いが二度目のチャレンジの原動力となったそうです。

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<予定ルートの地図>

■人との出会いも大きな力に
 昨年の続き、という意味合いもあるという今回の旅では、御縁があった方々との再会、一度登った山への再訪も大きな楽しみ、と田中さんは言います。
「お世話になった方と会いたいですし、赤湯温泉(新潟)やあさり保育園(島根)、ひばり食堂(高知)などまた行けると思うと今からワクワクしています」
 ファンのみなさんとの交流についてお聞きしたところ、具体的に計画をしているとのことです。「例えば北海道東北関東、といった大きなエリア単位でそうした交流イベントができたら、と思っています。先日講演でお邪魔した尾道や九州の方にもお会いしたいですし。あくまで安全確保が第一ですが、できるだけ交流の場を設けるようにするつもりです」
 これは私たちファンにとってはたまらない情報ですね。詳細はWEBサイト、SNS等で発信されますので、ぜひみなさん、注目していてください。


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■道中の安全には万全を期して
 田中さんによれば「出発して半月ほどで登る予定の北海道の『カムイエクウチカウシ山』は、登山道がなく藪をかきわけての移動が予想されます。またルート上の川の水量が雪解け水で増してしまうと流されてしまうリスクがあり、ヒグマの生息地でもあることから、難易度の高い厳しい登山になると思います」
 当社からご提供している「山と高原地図」に加え、国土地理院の地形図や地元の方からの情報を総合し、とにかく無理のない安全な旅を心がけるという田中さん。
「今年はGPSの電波をより強いものにできたので、途切れることなく50mくらいの精度で位置情報をWEBサイトで公開できるものと思います。こうしたことも含め、安全面には細心の注意を払って旅をサポートしていきたいと思います(事務局 金田氏)」
 ファンとしては田中さんの一挙手一投足が気になるところですが、旅の成功が第一ですので、節度を持った応援、サポートを心がけたいですね。


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 当社では、今年も田中陽希さんの挑戦に心より賛同し、サポートさせていただきます。
 「がんばれ、陽希さん!」

■田中さんが登場する当社コラムはこちらから

●「日本百名山ひと筆書き」達成記念! “アドベンチャーレーサー”田中陽希の地図活用術
⇒ http://www.mapple.co.jp/mapple/column02/supporters/yokitanaka.html

●脱・初級者を目指すあなたへ贈る 次に登りたい7山!
⇒ http://www.mapple.co.jp/mapple/column02/supporters/100meizan.html

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