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株式会社昭文社ホールディングス(本社:千代田区麹町、代表取締役社長 黒田茂夫、東証コード:9475)とその子会社である株式会社昭文社(本社:千代田区麹町、代表取締役 清水康史、以下昭文社)は、マップエンターテインメント企画本『高知のトリセツ 地図で読み解く初耳秘話』を、2022年1月14日より発売することをお知らせいたします。

2019年9月末発売の『神奈川のトリセツ』からスタートした「トリセツシリーズ」は、ついに47都道府県コンプリートいたします。トリを飾る『高知のトリセツ』には、シリーズの共通コンセプトをいかし、地形や地質、交通、歴史、文化と産業など、四国一の面積を誇る高知県の多彩な魅力を地図で読み解きながら、さまざまな特性を探っていきます。

<表紙>

<「空から見た高知県」>

 

)) 本書の概要 ((

シリーズ共通の構成を用いて、「絶景グラビア」+「地図で読み解く高知の大地」「高知を駆ける充実の交通網」「高知で動いた歴史の瞬間」「高知で生まれた産業や文化」の4章立てとなる本書は、40近くの小テーマから、高知県の素顔に迫ります。地元の方々が親しみやすいご当地ネタはもちろん、全国的に有名な高知の<あれこれ>も収録している、読み応え充分の一冊です。

<「写真と絵図で見る高知の鉄道」>

)) 本書の注目記事 ((

|| 地形編⇒森・川・海の恵みを受ける 高知県の風土と特徴/高知県で実証されたプレートテクトニクス理論
◆四国南部に位置し、東西に長い扇状の形をした高知県。高知県と言えば、海のイメージが強いかもしれませんが、実は県土の約84%を林野が占める、全国1位の「森林県」でもあります。複雑な地形や温暖な気候により、県内各地に豊かな自然環境が形成されていて、実におもしろいところです。
◆地球表面は複数の動く剛板(プレート)によって構成されている、という「プレートテクトニクス理論」。今でこそ世界中に認められているこの地学論は、実は高知県で行われた調査によって立証されたといわれています。

<「高知のトリセツ」地形編ページ例1>

<「高知のトリセツ」地形編ページ例2>

 

|| 交通網編⇒3つの日本一を有する とさでん交通の路面電車/自然と調和した生活道 沈下橋が四万十川に多い理由
◆高知市と南国市、吾川郡いの町の2市1町を走る「とさでん交通」の路面電車は、3つの「日本一」を持っています。それは「歴史が古い」、「軌道延長が長い」と「(電停間の)距離が短い」です。明治時代から110年以上の歴史を持ち、開通当時2区間合計約3kmの短い区間からスタートした高知の路面電車、その過去と現在を見てみましょう。
◆沈下橋とは、堤防より低くて欄干が無く、増水のときに水面に沈んでしまう橋のことです。全国410カ所以上の沈下橋のうち、一級河川および支流だけでも、60カ所以上が四万十川の流域にあります。なぜ高知県に沈下橋が特に多いのか?そのわけは人々の生活に沿ってつくられたものだからです。

<「高知のトリセツ」交通網編ページ例1>

<「高知のトリセツ」交通網編ページ例2>

 

|| 歴史編⇒京都から土佐国へ移住した公家大名・土佐一条氏とは/下級武士から世界の実業家へ 岩崎彌太郎が歩んだ道のり
◆京都五摂家の名門として政治的社会的に高い地位にありながら、土佐国幡多荘に土着して、戦国大名に転身した土佐一条氏。公家大名はどういう「移住生活」を送っていたか、その土佐一条氏の盛衰を見れば分かります。
◆大河ドラマ『青天を衝け』にも登場した、三菱グループの基礎を築いた岩崎彌太郎は、土佐の国安芸郡井口村(現在の安芸市井ノ口)出身。地下浪人という下級武士の身分から、「東洋の海上王」と呼ばれるまでになった波乱万丈の人生を、振り返ってみましょう。

<「高知のトリセツ」歴史編ページ例1>

<「高知のトリセツ」歴史編ページ例2>

 

|| 産業・文化編⇒林業が盛んな高知で生まれたオーダーメイドの土佐打刃物/著名まんが家を輩出する高知が育んだまんが文化
◆全国屈指の温暖多雨地である高知県は、古くから良質の材木に恵まれ、多くの木材を供出してきました。木材を供出するためには、木を伐採・加工するための道具が必要となり、土佐打刃物が生まれたわけです。そして400年にも及ぶ歴史を誇る土佐打刃物は現在、製品の使用目的や用途に応じて鍛造加工を行う「自由鍛造」により、素朴で使い勝手の良いものを提供し続けています。
◆高知県を訪れると、各所で「まんが王国・土佐」を感じることができます。特に目を引くのが、やなせたかしの作品です。JR高知駅2階には『それいけ!アンパンマン』のコーナーがあり、駅前周辺にはキャラクターの石像も並んでいます。やなせ氏のほか、西原理恵子、横山隆一、はらたいら、黒鉄ヒロシ、安倍夜郎など、著名なまんが家を高知は多数輩出しています。まんがを楽しむ文化が高知県で育まれたのは何故だろうか?その理由を探ってみました。

<「高知のトリセツ」産業・文化編ページ例1>

<「高知のトリセツ」産業・文化編ページ例2>

)) 主な特集 ((

|| 絶景グラビア 空から見た高知県
高知県の全34市町村マップ|高知県の鉄道路線図|高知県の主要道路地図|高知県3D鳥瞰図
|| Part1:地図で読み解く高知の大地
|| Part2:高知を駆ける充実の交通網
|| Part3:高知県で動いた歴史の瞬間
|| Part4:高知で生まれた産業や文化
|| Column:データでわかる全34市町村vol.1 人口|データでわかる全34市町村vol.2 農業|データでわかる全34市町村vol.3 漁業
|| 写真で見る牧野富太郎博士ゆかりの植物|写真と絵図で見る高知の鉄道|写真で見る高知城|酒国・土佐の酒宴&酒文化

<目次>

)) 商品概要 ((

商品名  : 『高知のトリセツ』
体裁・頁数: B5変型判、本体112頁
発売日  : 2022年1月14日
全国の主要書店・一部コンビニエンスストアで販売
定価   : 1,980円(本体1,800円+税10%)
出版社  : 株式会社 昭文社

【参考情報】
||「トリセツ」シリーズの特徴
・各都道府県を1冊丸ごと取り上げ、地図を読み解きながら、地形や地質、歴史、文化、産業など、その特徴や魅力を紹介。
・知られざるトリビアをクローズアップし、読み物としてのおもしろさを追求。
・ローカル色が強い地域の<もう一面>に着目し、地元の方々に、身近な地域をさらに好きになっていただける内容を提供。
||「トリセツ」シリーズ既刊本の販売状況
2019年9月に『神奈川のトリセツ』を発売以来、これまでに46点刊行※いたしました。多数の地元紙に紹介されたほか、各書店のランキングでも上位に進出、Amazonや楽天ブックスでもたびたび品切れになるなど、既刊の地域にて密かなブームを呼んでいます。※2021年12月末現在
|| コーポレートサイトにて、トリセツシリーズコラムを公開しております。下記よりご覧ください。
「『トリセツ』シリーズのトリセツ!?知っているようで知らない都道府県トリビア」
https://www.mapple.co.jp/9576/


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