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株式会社昭文社ホールディングス(本社:千代田区麹町、代表取締役社長 黒田茂夫、東証コード:9475)とその子会社である株式会社昭文社(本社:千代田区麹町、代表取締役 清水康史、以下昭文社)は、マップエンターテインメント企画本『鳥取のトリセツ 地図で読み解く初耳秘話』を、2021年10月18日より発売することをお知らせいたします。

地元支持率が高い「トリセツシリーズ」の最新刊となる本書は、雄大な自然が広がり、日本一人口の少ない鳥取県を取り上げ、地形や地質、交通、歴史、文化と産業など、多彩な魅力を地図で読み解きながら、さまざまな特性を探っていきます。

<表紙>

<「空から見た鳥取県」代表誌面>

 

)) 本書の概要 ((

シリーズ共通の構成を用いて、「絶景グラビア」+「地図で読み解く鳥取の大地」「鳥取を駆け抜ける交通網」「鳥取にまつわる歴史の話」「鳥取で育まれた産業や文化」の4章立てとなる本書は、40以上の小テーマから、鳥取県の素顔に迫ります。地元の方々が親しみやすいご当地ネタはもちろん、全国的に有名な鳥取の<あれこれ>も収録している、読み応え充分の一冊です。

<「絵図に描かれた鳥取」代表誌面>

)) 本書の注目記事 ((

|| 地形編⇒県人口が少ないのは地形のせい?/鳥取県が誇る中国地方の最高峰
◆東西に長く延びる海岸線が印象的な鳥取県。林野面積の割合は全国都道府県平均(63.9%)より高い7割にのぼり、山々に囲まれる森林県でもあります。県土のほとんどを南部の山深い地域が占めるため、県民の多くは北部の海沿いの平野部に集まっているのが特徴です。人が住める可住地面積は47都道府県中の46番目で、総面積が日本で一番小さい香川県より狭いのです。
◆鳥取県西部にそびえ立つ中国地方最高峰、「伯耆富士」大山。『出雲国風土記』に「大神岳」や「火神岳」と書かれたように、古くから信仰の対象にもなってきました。その雄大な姿は、100万年以上にわたって繰り返された激しい火山活動の結果として生まれたものです。

<「鳥取のトリセツ」地形編ページ例1>

<「鳥取のトリセツ」地形編ページ例2>

 

|| 交通網編⇒鳥取の海の要衝 境港vs鳥取港/山陰地方初の鉄道開通は鳥取にあり
◆日本海に面した鳥取県には10の港が沿岸に並び、そのうち、東の鳥取港と西の境港は、東西それぞれの重要港湾として存在しています。鳥取港は日本海に開けていて、境港は島根半島が防波堤の役割を果たしています。年間を通じて種類豊富な魚介を水揚げし、県内外へ幅広く提供している両港。今日までの発展過程と相違点について調べてみました。
◆山陰地方で初めて鉄道が走ったのは明治時代。明治35(1902)年11月1日、鳥取県の境駅から米子駅を経由し、大山山麓の御来屋駅へ通じる「境鉄道」36.7kmの開業が、山陰地方における鉄道の皮切りとなりました。開通当時の駅は「境」、「大篠津」、「後藤」、「米子」、「淀江」、「御来屋」の6駅で、1日4往復で片道約1時間かかったそうです。でもなぜこの路線からスタートとしたのでしょう?

<「鳥取のトリセツ」交通網編ページ例1>

<「鳥取のトリセツ」交通網編ページ例2>

 

|| 歴史編⇒鳥取県の白兎伝説/日本一のクロム産出量を誇った天空の要塞
◆鳥取市にある白兎海岸は、『古事記』に記される日本神話の「因幡の白兎」の舞台といわれる海岸です。近くの高台には、神となった白兎を主祭神に祀る「白兎神社」もあります。因幡の白兎神話とこの白兎神社については知る人が多い一方、鳥取県内山間の八頭町福本に存在する、別の「白兎伝説」が案外知られていません。白兎海岸の縁結び役に対して、八頭町の白兎は道案内役になって登場します。
◆県の西南端に位置する日野郡日南町多里は、旧日野往還最奥の宿場町でした。島根・広島・岡山との県境に近い中国山地の尾根の北側に広がり、周辺には険しい山道が見えます。多里から湯河川・若松川に沿って高山道路を登ってみると、目の前に時が止まったかのような建物群が現れます。その場所は標高775m、かつて日本一のクロム産出量を誇っていた若松鉱山跡です。

<「鳥取のトリセツ」歴史編ページ例1>

<「鳥取のトリセツ」歴史編ページ例2>

 

|| 産業・文化編⇒鳥取の二十世紀梨 誕生秘話/心を惹き付ける鳥取民芸の普及に力を注いだ吉田璋也の生涯
◆二十世紀梨の発祥地は、国内有数の梨産地千葉県とされています。しかし現在千葉県を含む関東地方では、幸水や豊水が主流となり、二十世紀梨はほとんど栽培されていません。その一方、戦後に二十世紀梨の産地へと急成長を遂げてきた鳥取県では、今も二十世紀梨が中心で、全国一の産地として不動の地位を確立しています。鳥取ブランドとして根付いた二十世紀梨の壮大な系譜をたどってみましょう。
◆鳥取駅からほど近い、美術館と工芸店、割烹の3店が軒を並べるエリア「民藝館通り」。周辺には昭和初期、鳥取の新作民芸運動の指導者でデザイナー、プロデューサーの役割を担った吉田璋也ゆかりの地がたくさんあります。医師と民芸運動家の二足のわらじで故郷に尽くした吉田璋也。その活躍ぶりを追いました。

<「鳥取のトリセツ」産業・文化編ページ例1>

<「鳥取のトリセツ」産業・文化編ページ例2>

)) 主な特集 ((

|| 絶景グラビア 空から見た鳥取県
鳥取県の全19市町村マップ|鳥取県の鉄道路線図|鳥取県の主要道路地図|鳥取県の3Ⅾ鳥瞰図
|| Part1:地図で読み解く鳥取の大地
|| Part2:鳥取を駆け抜ける交通網
|| Part3:鳥取にまつわる歴史の話
|| Part4:鳥取で育まれた産業や文化
|| Column:データでわかる全19市町村vol.1 人口|データでわかる全19市町村vol.2 観光|データでわかる全19市町村vol.3 農業・漁業
|| かつての暮らしや文化が見えてくる 絵図に描かれた鳥取|因幡の「麒麟獅子舞」と「傘踊り」

<目次>

)) 商品概要 ((

商品名  : 『鳥取のトリセツ』
体裁・頁数: B5変型判、本体112頁
発売日  : 2021年10月18日
全国の主要書店・一部コンビニエンスストアで販売
定価   : 1,980円(本体1,800円+税10%)
出版社  : 株式会社 昭文社

【参考情報】
||「トリセツ」シリーズ既刊本の販売状況
2019年9月に『神奈川のトリセツ』を発売以来、これまでに38点刊行※いたしました。多数の地元紙に紹介されたほか、各書店のランキングでも上位に進出、Amazonや楽天ブックスでもたびたび品切れになるなど、既刊の地域にて密かなブームを呼んでいます。※2021年9月末現在
||「トリセツ」シリーズの特徴
・各都道府県を1冊丸ごと取り上げ、地図を読み解きながら、地形や地質、歴史、文化、産業など、その特徴や魅力を紹介。
・知られざるトリビアをクローズアップし、読み物としてのおもしろさを追求。
・ローカル色が強い地域の<もう一面>に着目し、地元の方々に、身近な地域をさらに好きになっていただける内容を提供。
|| コーポレートサイトにて、トリセツシリーズコラムを公開しております。下記よりご覧ください。
「『トリセツ』シリーズのトリセツ!?知っているようで知らない都道府県トリビア」
https://www.mapple.co.jp/9576/


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