最新情報

株式会社昭文社ホールディングス(本社:千代田区麹町、代表取締役社長 黒田茂夫、東証コード:9475)とその子会社である株式会社昭文社(本社:千代田区麹町、代表取締役 清水康史、以下昭文社)は、マップエンターテインメント企画本『富山のトリセツ 地図で読み解く初耳秘話』を、202175日より発売しますことをお知らせいたします。

地元支持率が高い「トリセツシリーズ」の最新刊となる本書は、北陸地方に位置する、幸福度ランキング常連県の富山県を取り上げ、地形や地質、交通、歴史、文化と産業など、多彩な魅力を地図で読み解きながら、さまざまな特性を探っていきます。

<表紙>

)) 本書の概要 ((

シリーズ共通の構成を用いて、「絶景グラビア」+「地図で読み解く富山の大地」「富山を駆ける充実の交通網」「富山の歴史を深読み!」「富山で育まれた文化や産業」の4章立てとなる本書は、40以上の小テーマから、富山県の素顔に迫ります。地元の方々が親しみやすいご当地ネタはもちろん、全国的に有名な富山の<あれこれ>も収録している、読み応え充分の一冊です。

<「写真で見る富山の風景」代表誌面>

<「絵図に描かれた富山」代表誌面>

)) 本書の注目記事 ((

|| 地形編⇒国内初の氷河認定とライチョウ/2000年前に形成された魚津埋没林
日本に氷河は存在しない、という古くからあった通説は、2012年立山で現存する日本初の氷河が確認されたことによって覆されました。列島のほとんどが温帯に属する日本に、なぜ氷河が存在するのでしょうか?また富山県の県鳥ライチョウが立山に多く分布しているのも、これらの氷河と関係があるといわれています。
蜃気楼のメッカ魚津には、蜃気楼に匹敵するほど神秘的な埋没林と呼ばれる天然記念物があります。森林全体が海中に埋もれたままの状態で、現在も腐ることなく眠っています。この森林はどのように沈んだのか?またこの不思議な姿が伝えてくるものとは?

<「富山のトリセツ」地形編代表誌面1>

<「富山のトリセツ」地形編代表誌面2>

|| 交通網編⇒ライトレールが象徴するまちづくり/一般開放が待ち遠しい黒部ルート
LRT(ライト・レール・トランジット)は、日本だけでなく、世界でも注目される交通システム。日本初のLRTとして開業した「富山ライトレール」は2006年に、かつてJR富山港線だった路線の大半を引き継いで、富山駅北から岩瀬浜までの7.6kmで運行をスタートしました。この背景には、コンパクトや持続性といった富山市のまちづくりの狙いがありました。
富山県と長野県を東西に貫く立山黒部アルペンルートは、37.2kmを水平移動する間に、2000m近い高度差を上下し、国内一の堤高を誇る黒部ダムをめぐる、世界でも有数の山岳観光ルート。これとは別に、立山の観光ルートにはもう一つ、「黒部ルート」と呼ばれるものが存在しています。珍しい乗り物を複数乗り継いで地底を突き進むダイナミックな道のりは、2024年には一般開放が開始されることに。

<「富山のトリセツ」交通網編ページ例1>

<「富山のトリセツ」交通網編ページ例2>

|| 歴史編⇒駅販売で広がっていったます寿し/射水出身の測量家・石黒信由
富山を代表する味覚の一つである「ます寿し」。実は江戸時代はマスではなく、アユを使った寿司が越中名物として知られていました。アユからマスへ、ます寿司はどのように定着してきたのか、それを知れば、富山市の松川沿いにたくさんの専門店が並んでいる理由もうなずけます。
◆歴史上の偉人で測量家といえば、伊能忠敬を思い浮かべる人が多いはず。しかし富山出身の石黒信由もまた、優秀な測量家として「越中の伊能忠敬」とも称された人物です。石黒が作成した『加越能三州郡分略絵図』は、現在の地図と比べても遜色なく、重ね合わせてみてもズレがほとんどない極めて正確なものでした。

<「富山のトリセツ」歴史編ページ例1>

<「富山のトリセツ」歴史編ページ例2>

|| 産業・文化編⇒薩摩藩と関係が深い昆布文化アニメの聖地が多い富山県
名産の昆布巻きかまぼこをはじめ、富山には昆布を使った郷土料理が実に多いです。昆布が採れないにもかかわらず、ここまで富山の食文化に浸透した背景には、主要産業であった売薬の商人と、江戸時代から明治時代にかけて、おもに西廻り航路を通り、蝦夷地(北海道)と大坂(大阪)を結んで物品を輸送した北前船が大きく関係していました。
漫画界の巨匠、藤子・F・不二雄、藤子不二雄Ⓐがともに富山県出身であることは、たいていの人が知っています。アニメ映画『サマーウォーズ』や『時をかける少女』で知られる細田守監督も、上市町の出身。さらに南砺市に本社を置くP.A.WORKSの存在も、アニメの聖地としての富山県のイメージを強めています。地図上にプロットしてみると、半分以上の自治体がアニメ作品の舞台となったことが分かります。

<「富山のトリセツ」産業・文化編ページ例1>

<「富山のトリセツ」産業・文化編ページ例2>

)) 主な特集 ((

|| 絶景グラビア 写真で見る富山の風景
富山県の全15市町村マップ|富山県の鉄道路線図|富山県の主要道路地図|富山県3D鳥瞰図
|| Part.1地図で読み解く富山の大地
|| Part.2:富山を駆ける充実の交通網
|| Part.3:富山の歴史を深読み!
|| Part.4:富山で育まれた文化や産業
|| Column:データでわかる全15市町村vol.1 人口の増減|データでわかる全15市町村vol.2 所得|データでわかる全15市町村vol.3 農業
|| かつての暮らしや文化が見えてくる 絵図に描かれた富山|女性が使うと可愛い?ユニークな方言

<目次>

)) 商品概要 ((

商品名  : 『富山のトリセツ』
体裁・頁数: B5変判、本体112
発売日  : 2021年7月5
       全国の主要書店で販売
定価   : 1,980円(本体1,800円+税10%)
出版社  : 株式会社 昭文社

 

【参考情報】
||「トリセツ」シリーズ既刊本の販売状況
20199月に『神奈川のトリセツ』を発売以来、これまでに25点刊行いたしました。多数の地元紙に紹介されたほか、各書店のランキングでも上位に進出、Amazonや楽天ブックスでもたびたび品切れになるなど、既刊の地域にて密かなブームを呼んでいます。20215月末現在
||「トリセツ」シリーズの特徴
・各都道府県を1冊丸ごと取り上げ、地図を読み解きながら、地形や地質、歴史、文化、産業など、その特徴や魅力を紹介。
・知られざるトリビアをクローズアップし、読み物としてのおもしろさを追求。
・ローカル色が強い地域の<もう一面>に着目し、地元の方々に、身近な地域をさらに好きになっていただける内容を提供。
|| コーポレートサイトにて、トリセツシリーズコラムを公開しております。下記よりご覧ください。
「『トリセツ』シリーズのトリセツ!?知っているようで知らない都道府県トリビア」
https://www.mapple.co.jp/9576/


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