最新情報

株式会社昭文社ホールディングス(本社:千代田区麹町、代表取締役社長 黒田茂夫、東証コード:9475)とその子会社である株式会社昭文社(本社:千代田区麹町、代表取締役 清水康史、以下昭文社)は、マップエンターテインメント企画本『岩手のトリセツ 地図で読み解く初耳秘話』を、2021年6月29日より発売しますことをお知らせいたします。

地元支持率が高い「トリセツシリーズ」の最新刊となる本書は、本州一広い面積を誇る岩手県を徹底的に解説します。岩手の地形や地質、交通、歴史、文化と産業など、多彩な魅力を地図で読み解きながら、さまざまな特性を探っていきます。

<表紙>

)) 本書の概要 ((

シリーズ共通の構成を用いて、「絶景グラビア」+「地図で読み解く岩手の大地」「岩手を駆け抜ける鉄道網」「岩手で動いた歴史の瞬間」「岩手で育まれた産業や文化」の4章立てとなる本書は、40以上の小テーマから、岩手県の素顔に迫ります。地元の方々が親しみやすいご当地ネタはもちろん、全国的に有名な岩手の<あれこれ>も収録している、読み応え充分の一冊です。

<「岩手県の鳥瞰図」代表誌面>

)) 本書の注目記事 ((

|| 地形編⇒三陸海岸のうち南部だけがリアス海岸になっているわけ/早池峰山を「花の名山」にした蛇紋岩と高山植物の関係とは
◆三陸海岸は鋸の歯のようにギザギザに連なっているリアス海岸という特徴的な海岸線で知られています。しかしこのリアス海岸は、宮古市を境に南部のみであり、対して北部は「海のアルプス」とも称される断崖絶壁が続いています。そのわけを地質図で解説します。
◆岩手県東部にある日本百名山のひとつ、早池峰山。標高2000mにも及ばないのですが、なぜか高山植物がたくさん咲き誇ります。高山植物目当ての登山者も多く、「花の名山」として全国的に有名です。その理由は、「県の石」蛇紋岩という特殊な地質にありました。

<「岩手のトリセツ」地形編代表誌面1>

<「岩手のトリセツ」地形編代表誌面2>

 

|| 鉄道網編⇒一ノ関以北で客車が走り続けた 大幹線・東北本線の歴史と実力/花巻と郊外の温泉地を結び馬面電車が走った幻の花巻電鉄
◆東京と盛岡を結ぶ東北本線。明治時代の開業以来、東日本を縦貫する大動脈として多くの優等列車、貨物列車が運転されてきました。新幹線が開業したことにより路線が縮小されましたが、幹線としての風格は衰えることがなく、現在も首都圏と東北、北海道を結ぶ貨物列車を中心に活躍しています。
◆東北屈指の温泉地・花巻温泉郷へと、昔花巻電鉄という小さな私鉄が走っていました。それは東北地方で最初の電車で、車体幅を極端に狭くした縦長の姿から、利用者らは親しみを込めて「馬面電車」と呼んでいました。2路線の全路線図を眺めながら、花巻電鉄のかつての活躍ぶりを振り返ってみましょう。

<「岩手のトリセツ」鉄道網編ページ例1>

<「岩手のトリセツ」鉄道網編ページ例2>

 

|| 歴史編⇒胆沢平野を中心に米作が進み強大な権力が生まれていく/南部藩の藩政改革を促した三閉伊一揆はどうして起こった?
◆古代の胆沢平野の中央には、日本最北の前方後円墳、角塚古墳が築かれました。前方後円墳とは、元来は3~4世紀に畿内に生したヤマト王権が用いた墓制であり、ヤマト王権に服属した各地の首長に造営が許されたものでした。この地域を支配した権力者は、ヤマト王権と関係が深かったことがうかがえます。
◆江戸時代を通じて、盛岡藩内では140件以上もの農民一揆が起こりました。隣の仙台藩の14件と比べればその差は歴然で、盛岡藩は全国でもトップクラスの一揆発生藩でした。頻発した要因のひとつとして、藩領の農業生産力の低さが挙げられます。

<「岩手のトリセツ」歴史編ページ例1>

<「岩手のトリセツ」歴史編ページ例2>


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産業・文化編⇒不毛の原野を開墾して創業!小岩井農場はなぜつくられた?/柳田國男が書きとめた『遠野物語』なぜ多くの物語が生まれたのか
◆岩手山の南麓、雫石町と滝沢市にまたがる小岩井農場。地元の酪農業をけん引し、さらには言わずと知れた観光地としても多くの観光客を楽しませています。その大農場の原点となったのは、日本鉄道発展の父、井上勝の「美田良圃(美しい田と良い畑)」の精神です。
◆日本各地には民話や伝承物がたくさんありますが、なかでも遠野は、民話の里、妖怪の故郷として名高いです。山里のまちになぜ多くの昔話が集まったのでしょう?それは、遠野の地理的な特徴と深く関係しているといわれます。

<「岩手のトリセツ」産業文化編ページ例1>

<「岩手のトリセツ」産業文化編ページ例2>

)) 主な特集 ((

|| 絶景「空撮」グラビア 空から見た岩手県
岩手県の全33市町村マップ|岩手県の鉄道路線図|岩手県の主要道路地図|岩手県3D鳥瞰図
|| Part.1:地図で読み解く岩手の大地
|| Part.2:岩手を駆け抜ける鉄道網
|| Part.3:岩手で動いた歴史の瞬間
|| Part.4:岩手で育まれた産業や文化
|| Column:データでわかる全33市町村vol.1 人口|データでわかる全33市町村vol.2 所得|データでわかる全33市町村vol.3 農業・漁業
|| 吉田初三郎が描いた岩手県の鳥瞰図|城絵図で読み解く岩手県の城と城下|短歌界の革命児 石川啄木の生涯

<目次>

)) 商品概要 ((

商品名  : 『岩手のトリセツ』
体裁・頁数: B5変判、本体128頁
発売日  : 2021年6月29日
全国の主要書店で販売
定価   : 1,980円(本体1,800円+税10%)
出版社  : 株式会社 昭文社

 

【参考情報】
||「トリセツ」シリーズ既刊本の販売状況
2019年9月に『神奈川のトリセツ』を発売以来、これまでに25点刊行※いたしました。多数の地元紙に紹介されたほか、各書店のランキングでも上位に進出、Amazonや楽天ブックスでもたびたび品切れになるなど、既刊の地域にて密かなブームを呼んでいます。
※:2021年5月末現在
||「トリセツ」シリーズの特徴
・各都道府県を1冊丸ごと取り上げ、地図を読み解きながら、地形や地質、歴史、文化、産業など、その特徴や魅力を紹介。
・知られざるトリビアをクローズアップし、読み物としてのおもしろさを追求。
・ローカル色が強い地域の<もう一面>に着目し、地元の方々に、身近な地域をさらに好きになっていただける内容を提供。
|| コーポレートサイトにて、トリセツシリーズコラムを公開しております。下記よりご覧ください。
「『トリセツ』シリーズのトリセツ!?知っているようで知らない都道府県トリビア」
https://www.mapple.co.jp/9576/


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