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株式会社昭文社ホールディングス(本社:千代田区麹町、代表取締役社長 黒田茂夫、東証コード:9475)とその子会社である株式会社昭文社(本社:千代田区麹町、代表取締役 清水康史、以下昭文社)は、日本の近代化に大きな役割を果たした産業遺産にフォーカスしたビジュアルブック『幻想と異世界への扉 産業遺産』2021年5月14日より発売することをお知らせいたします。

<表紙>

 

)) 本書の特長 ((

幕末から第二次世界大戦にかけて日本の近代化を支えた数々の産業遺産。いまは前世紀の日本を見直す野外博物館として、またアートやイベントなどの創造の場として、新しい道を切り開いています。その多様な側面を持つ産業遺産が、ますます注目されつつある中、本書では経済産業省が選定した「近代化産業遺産群」からさらに厳選した見ごたえ十分な遺産76件を、美しい写真と分かりやすい解説で紹介します。

<「赤煉瓦」誌面例>

<「港湾開発」誌面例>

<「観光」誌面例>

 

|| 独自の基準で分類した10章は簡単明瞭赤煉瓦、港湾開発、観光、食品加工、造船、製鉄・製鋼、炭鉱・油田、大鉱山、鉱山、水力発電の順に構成。ガイド本としての実用性を追求し、取り上げた76件の産業遺産は、一般の見学が可能な物件を中心にピックアップしています。

|| インパクト大!写真を大きく使うビジュアル重視の誌面。文章のボリュームを抑え、各遺産の注目ポイントを選りすぐった写真でストレートにお届けします。世代を問わず、産業遺産を知るきっかけとなる入門編としても使えます。

|| 専門知識がなくても遺産の概要が理解できるよう、専門用語を使わず、簡潔にまとめました。視覚で楽しみながら、産業遺産のバックストーリーもスッと頭に入る1冊に仕上げています。

<「食品加工」誌面例>

<「製鉄・製鋼」誌面例>

<「炭鉱・油田」誌面例>

<「鉱山」誌面例>

)) 本書の著者について ((

執筆を担当したのは、音楽家・産業廃墟作品制作集団「オープロジェクト」の黒沢永紀氏と、産業遺産コーディネーターの前畑洋平氏。本書は二人の長年にわたった実地調査を結集した1冊となっています。それぞれの異なる視点による解説にも注目です。

黒沢 永紀(くろさわ ひさき):音楽家・産業廃墟作品制作集団「オープロジェクト」所属。2003年、軍艦島に感銘を受けたクリエーターたちで産業廃墟作品制作集団「オープロジェクト」を結成。10年以上にわたり、軍艦島を映像、書籍、ウェブ、エキシビション、イベントなど、あらゆるメディアを通して伝えてきた軍艦島伝道師。著書『軍艦島全景』『軍艦島超景』『軍艦島入門』ほか監修多数。
前畑 洋平(まえはた ようへい):産業遺産コーディネーター。2009年にNPO法人J-heritageを立ち上げ、全国の産業遺産でツアー見学会、保存活用のイベントなどを行っている。フォトグラファー、ライターとしても活躍。全国近代産業化遺産連絡協議会、鉱石の道推進協議会、近畿産業考古学会に所属。総務省地域力創造アドバイザーなど。

)) 本書の主な内容(抜粋) ((

01赤煉瓦  :碓氷峠の煉瓦遺産、東京駅丸の内駅舎、閘門橋 ほか
02港湾開発 :横浜港駅、神奈川県庁舎、氷川丸、川崎河港水門 ほか
03観光   :ホテルニューグランド、甲子園ホテル、小浜鉄道 ほか
04食品加工 :札幌農学校第2農場、野田の醸造、甲府のワイン ほか
05造船   :小菅修船場、長崎造船所木型場、佐世保海軍工廠 ほか
06製鉄・製鋼:韮山反射炉、八幡製鉄所、トーマス転炉 ほか
07炭鉱・油田:夕張炭田、三菱美唄炭鉱、宇部炭田、豊川油田 ほか
08大鉱山  :鉱石の道 明延鉱山、佐渡金山、足尾銅山 ほか
09鉱山   :尾去沢鉱山、日立鉱山、多田銀銅山、犬島製錬所 ほか
10水力発電 :曽木第2発電所、琵琶湖疏水、小牧ダム ほか

<掲載産業遺産マップ>

)) 商品概要 ((

商品名  :『幻想と異世界への扉 産業遺産』
体裁・頁数:A5判、本体192頁
発売日  :2021年5月14日
全国の主要書店で販売
定価   :1,760円(本体1,600円+税10%)
出版社  :株式会社 昭文社


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