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コラム

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国内ガイドブックの人気シリーズ『たびまる』が、ポップでかわいらしいビタミンカラーの表紙で装いも新たに生まれ変わりました。誌面も、見やすさ、使いやすさを徹底的に追及し、大改訂されました。もちろん、シリーズ誕生以来、活躍を続けてくれているキャラクターのまる子ちゃんは健在。元気いっぱいの笑顔で読者のみなさんを旅へと案内してくれます。そんな『たびまる』のヒミツ、まる子ちゃんの誕生秘話をこっそりお教えします。

親に頼らずに行く、初めての旅で活用してほしいガイド

「ガイドブックで人気観光スポットをカタログ的に紹介するのもいいけれど、そもそもどう旅行するのかわからない人もいるのでは」。そんな疑問が『たびまる』創刊の出発点になりました。

それまで読者層をはっきりと絞ったガイドブックはなく、会社として大きなチャレンジでもあったのですが、試行錯誤の末、「高校卒業旅行や大学卒業旅行などで、親に連れられてではない旅行に初めて行く人」をターゲットに、旅のプラン作りから交通手段の手配、宿の予約といった、旅の“いろは”を懇切丁寧に解説する、全く新しいタイプのガイドブックが誕生することとなりました。

まる子ちゃんが動物キャラクターだった可能性も

まる子ちゃんのようなキャラクターを立てたシリーズも昭文社として初めての試みでした。より親しみやすい誌面にすることが狙いでしたが、当初候補になった動物キャラは、「学習本みたい」「おじさんがOLに『かわいいでしょう』と買ってきたぬいぐるみみたい」など女性社員には不評で、振り出しに戻ることに。その後、イラストレーターに出してもらったいくつかの案の中から、現在のまる子ちゃんが選ばれました。

ちなみにまる子ちゃんの年齢は21-22歳。卒業旅行を想定した『たびまる』読者と同年代という設定です。当時のスタッフによると、三度笠姿はなんとなく決まったそうなのですが、「親元から初めて旅立つ」という『たびまる』のコンセプトにぴったりと重なったことも、決め手になったのかもしれませんね。

エリアにちなんだ、まる子ちゃんのコスプレにもご注目ください

ところでみなさんは、まる子ちゃんが各ガイドブックの表紙でそのエリアにちなんだコスプレをしているのをご存知でしたか?例えば、中華街のある横浜は大胆なスリットが入ったチャイナドレス、京都は舞妓さん、伊豆は伊豆の踊子。名古屋の金の鯱に乗ったまる子ちゃんは、ヘアスタイルも縦ロールの「名古屋巻き」と、細部にまでこだわっています。それぞれのエリアで何を着せるかは編集部で決めました。なかでも一番悩んだのが、「東北」と「仙台」でした。実際に何になったのかは・・・。書店でみなさんご自身の目でご確認ください(笑)。

ここにも、あそこにも「まる」。『たびまる』ならではのこだわり

さて、2003年初版の『たびまる』も8年目に突入し、今回が2度目の大改訂となります。これまで白がベースだった表紙は、カラフルなビタミンカラーになり、本の重さも軽くなりました。インターネットで簡単に情報が入手できる時代になり、旅の“いろは”をレクチャーする当初の役割は薄まりつつありますが、大量にある情報の中から旅のプロが厳選した確かな情報を読者に届けることこそがガイドブックの役割だと思いますので、改訂版では各ジャンルのおすすめランキングや、モデルコースをさらに充実。最近話題のご当地グルメやパワースポットの情報もたっぷりと盛り込みました。

また遊び心から、随所に『たびまる』の「まる」にちなんだこだわりを散りばめました。例えばページの角を落として「まるく」した点。ガイドブックではおそらく初めての試みだと思います。デザインとしてかわいさだけでなく、バックに入れて持ち歩いた時に折れにくいという効果もあるんですよ。観光の起点になるターミナル駅の「まるごとガイド」も、「まる」をベースにしたレイアウトになっています。

情報の詳しさとわかりやすさで、旅慣れた人にも人気!

実は、昭文社が出している国内版ガイドブックの中で、掲載エリアが一番多く、一番詳しいのが『たびまる』なのです。そのため、旅慣れた人の間でもファンも多く、アンケートでは「この情報量の多さがいい」とのご意見をいただくことも少なくありません。初心者向けとはしていますが、わかりやすさや見やすさにこだわった作りは、どなたにも受け入れていただけるということなのだと思います。

もうすぐ夏の旅行シーズンがやってきますが、この夏、私がおすすめしたいエリアは東北。青森、秋田、山形は元気ですし、現地の人たちも隣県の被災を目の当たりにして、観光を通じて東北全体を盛り上げていきたいと頑張っていらっしゃいます。青森県は東北新幹線が新青森駅まで開通してアクセスがよくなりましたし、弘前では築城400年祭も行われています。岩手県の平泉も世界遺産に決定しましたので、混雑する前の今が狙い目だと思います。

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