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  3. 訪日前のアピールで観光客増加へ 外国人向け旅行アプリDiGJAPAN!

手探りでインバウンド事業をスタート
DiGJAPAN!のコンセプトに共感

弊社は、昨年度から本格的にインバウンド事業をスタートしました。当初は何をすればよいのかわからない中、手探りで進めている状態でした。そんなとき、昭文社のWebサイトを見て、企業とのタイアップ出版や日本国内の旅行ガイドブックを海外向けに翻訳して出版していることなどを知り、まずは連絡してみたのが、今回の協業のきっかけ。「どうすればいいか」、「何をやりたいか」なども漠然とした状態での相談に対して、提案をいただいたのが、外国人向け旅行アプリDiGJAPAN!です。日本観光を検討中の外国人の方々へ、日本に来る前の段階でアプローチするツールというコンセプトに共感し、DiGJAPAN!への参画を決めました。
当時は昭文社もちょうどDiGJAPAN!を立ち上げたタイミング。売り込もうとするのではなく、パートナーとして一緒にコンテンツを作り上げていこうという姿勢にも誠意を感じました。また、間違いの許されない地図や誰もが知っている旅行ガイドブックを作っている会社という信頼感もありましたし、コスト面でも、弊社だけで何かを作るよりはるかに費用対効果が高いと判断したのです。

グループを横断しビジョンを共有
台湾からアジア全体を視野に

弊社のインバウンドプロジェクトは、西武線沿線に外国人観光客を取り込もうという機運の高まりを受け、昨年度正式に発足しました。このプロジェクトは西武鉄道だけでなく埼玉西武ライオンズや、沿線の遊園地を運営している西武レクリエーション、プリンスホテルなども含めた西武グループを横断しています。西武鉄道や沿線の観光地、施設の知名度はまだまだ低く、まずは認知を高めることが大きな課題です。今年4月にはFacebookページをオープンし、英語と、主に台湾向けに中国語の繁体字で外国人観光客向けの情報発信を開始しています。
このほか、外国人観光客の中でも特に台湾の方が多いことから、日本の国土交通省に相当する台湾の交通部が運営する台湾鉄路管理局と西武鉄道は姉妹鉄道協定を結びました。これをきっかけに姉妹鉄道協定締結記念乗車券の発売や日台縦断のスタンプラリーを企画し、プリンスホテルでは『西武ホールディングス・台湾鉄路友好協定記念メニュー』としてホテルのレストラン等で台湾料理やスイーツを提供、埼玉西武ライオンズでは主催試合で『台湾デー』と銘打ったイベントを開催するなどの取り組みも始まっています。実はこれまで、グループ全体が連携しての取り組みは少なかったのですが、「インバウンド」をキーワードに今、グループ全体がビジョンを共有し、結束を新たにしています。今後はこの動きをさらにブラッシュアップし、台湾だけでなくアジア全体に広げていきたいと考えています。

外国人観光客の
心をぐっと掴むコンテンツ

東京、大阪、京都、富士山・箱根といったいわゆるゴールデンルートと呼ばれる観光地は、すでに数多くの外国人観光客が訪れています。対して西武線沿線は川越や秩父といった観光名所があるにも関わらず、知名度はまだまだ低いと感じています。ゴールデンルート以外のおもしろい場所を求めている外国人観光客に、いかにPRするかが大きな課題です。例えば、「日本アニメ発祥の地」として売り出し中の大泉学園も、知っていただければ必ず興味を持ってもらえると思うのです。海外のメディアに紹介された際に得られるような高い反応を、今後のDiGJAPAN!にも大いに期待しています。
繁体字とタイ語でDiGJAPAN!でのコンテンツ掲載をスタートして、約半年経ちました(2015年6月現在)。現在は、秩父と川越の情報をメインに、動画も含めて月一回の更新を心がけています。これはJNTO(日本政府観光局)に聞いた話ですが、台湾の人もタイの人も花が好き、特に発色の鮮やかな花が好まれるそうです。それを聞いてからは、なるべく沿線のきれいな花の写真や開花情報を入れるといった細かな工夫も行っています。

「東京から特急で一本」
をもっとメジャーに

スタートしてからまだ半年なので、DiGJAPAN!がどの程度沿線に来る外国人観光客の増加に貢献しているかなど、本格的な検証はこれからです。ただ、一例を挙げると、新宿プリンスホテルでは、ホテルのベルデスクで購入できる「川越アクセスきっぷ」という乗車券と特急券がセットになった企画乗車券で川越へ行かれる外国人観光客が増えていますし、肌感覚としても、沿線の外国人のお客様は確実に増えていると感じます。私自身も先日、秩父に芝桜を見に行った際は、外国人観光客を見かけました。台湾の方に話を聞くと、「他にも芝桜がきれいな所はあるけど、東京に近いから秩父に来た」とおっしゃっていましたね。「アウトドアも好きなので、来てよかった」とも。東京から特急一本で、この自然豊かな場所に行けることは大きなメリットですよね。DiGJAPAN!を通じて、この「東京から特急で一本」ということももっとアピールしていきたいと考えています。
昭文社には、もっとダウンロード数を増やして、DiGJAPAN!を更にメジャーなものにして頂きたいですし、外国人観光客が日本観光に求めていることや、彼らへの効果的なアピールの仕方もぜひ教えて頂きたいと思っています。

自社リソースを生かして
訪日のきっかけづくりを

昭文社にはDiGJAPAN!以外にも、特注地図の制作など、さまざまなサービスがあります。弊社内でもこれまで、昭文社の法人向けサービスを利用させていただいていました。ですが、今のところは部門ごと個別に相談している、という状況ですので、今後はグループ各社が連携し、沿線マップとDiGJAPAN!コンテンツの連動など、会社として統一感をもって相乗効果を生み出せたら理想的ですね。外国人観光客の訪日のきっかけは、Webサイトや紙の出版物など、さまざまなので、フックとなるツールは多いほうがいいと考えています。
昭文社の海外向けFacebookページやコラムでも、日本の名所として川越や秩父を紹介するなどの連携ができたらいいですね。どちらも一定の読者を獲得されていますので、情報発信だけでなく、外国人の方が何を魅力に感じるのかといった情報収集のツールとしても期待しています。弊社には沿線の情報や写真は豊富にあるので、お互いのリソースを活用することでより質の高いコンテンツを作ることができると思います。それを見て、さらに多くの方に足を運んでいただけるという好循環を生み出していきたいですね。

川越や秩父を箱根並みの知名度に
グループ一丸となって次のステップへ

大きな展望としては、西武鉄道や西武グループが持っている施設を利用してくださる外国人観光客の数を、今の2倍、3倍と増やしていきたいという考えを持っています。東京から気軽に行ける観光地という点で、箱根が一つの目標です。川越や秩父は決して箱根に負けない観光地だと確信していますので、今後もDiGJAPAN!などを通して魅力を伝え、知名度を高め、そこを目的に外国人観光客が訪れる場所として確立させたいと考えています。 DiGJAPAN!の良さは、日本観光を“プランニング”中の外国人にアピールできる点です。DiGJAPAN!を見て、「ここに行こう」と旅程に入れてもらえたら大成功! そのために土地や施設をどう魅力的に見せるかのノウハウは、昭文社に大いに期待しています。ワクワクするようなコンテンツを作り、DiGJAPAN!以外のソリューションとも連携して、外国人観光客にまずは西武沿線を訪れていただく。そして、その滞在を存分に楽しんでいただけるように、西武グループが一丸となって力を尽くしていきたい。今後は、この半年の実績を検証し、分析に基づいた新たなコンテンツの制作など、さらなる展開へ本格的に取り組んでいきたいと考えています。

[プロフィール]

西武鉄道株式会社 広報部 亀井まどか

西武鉄道Webサイト → http://www.seibu-group.co.jp/railways/

亀井様のおでかけスタイル

海外旅行、特にアジア地域を旅することが多いです。個人旅行が多く、ときには一人旅をすることもあります。ガイドブックやインターネットで行きたい場所やしたいことを情報収集してから行きますが、結局現地についてから面白そうな物事に飛びつく行き当たりばったりな旅が多かったです。これからは日本の魅力も再発見すべく、国内旅行もしていこうと考えています。いま一番行きたいところは青森で、すでにまっぷるを購入済みです!

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